連作障害の要因の一つである、病原性のカビや細菌、特定の虫(センチュウ)の個体数が急増する問題。
センチュウが増えることで、根に傷穴が増え、そこから病原性の菌が入ることもあり、放っておくと一次二次と被害が大きくなっていく。
連作をしなければ、寄生する相手がいなくて自然と減少していく。
わかっちゃいるけど、連作をしなければならない時もある。
そういう時に覚えておいて損はないのは、線虫捕食菌という土壌微生物がいるということ
線虫捕食菌とは読んで字のごとくセンチュウを捕食して糧とする微生物のこと。
たとえば、生物農薬として取り扱われるパスツーリア・ペネトランスというカビがいる。
他に忘れてはいけないのが、木材を分解する木材腐朽菌ね。
Wikipediaに記載されている文を一部抜粋してみると
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線虫捕食菌とは、線虫を多少とも積極的に捕捉し、これを資化して栄養源とするものである。(途中省略)
木材腐朽菌として生活している担子菌類にも、多数の線虫捕食菌が見出されている。木材組織の構成成分としては、炭水化物は豊富に存在するが、タンパク質やアミノ酸に代表される窒素化合物の含有率は著しく低い。線虫捕食を行う木材腐朽菌は、、炭素を木材組織の一成分としての炭水化物から得る一方、とかく不足しがちな窒素を線虫から得ていると考えられている。
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木材腐朽菌といえば、キノコがいる。
ということはだよ、
こういう木材に白い菌がびっしりとまわってる資材が土壌に満面なくあれば、センチュウは急激に個体数を減らす可能性があるということになるのか。
土作りの一環として、これらの資材と緑肥を合わせるとはやくに収量の高い環境に戻るのかもしれないな
となると
やはり廃菌床に頼ると良いだろう。
休眠しているキノコの菌がセンチュウの捕食をしてくれるかもしれない。