火山灰の話に入る前にちょっとした小話を。


先日、とある農家の水田に行った時に挙がった話題で、地域の土質検査で、すぐそこの山が蛇紋岩で構成されていて、そこの山からの川には蛇紋岩由来のマグネシウムがふんだんで、うちではマグネシウムを施肥したことはないし、マグネシウム欠乏にもならないんだと。

苦土と書いてクド。マグネシウムのこと


(玄武洞ミュージアムで撮影)


超塩基性岩に分類される火山岩由来の変成岩で二酸化ケイ素の含有量が玄武岩よりも低い岩となる。

※変成岩は既に形成された岩がマグマ等によって構成を変えた岩を指す

玄武岩を磨くと中は黒でした

超塩基性岩 - Wikipedia


蛇紋石という鉱物で構成されており、蛇紋石の化学構成は(Mg,Fe)3Si2O5(OH)4ととても素敵な構成となっている。

蛇紋岩由来の山から流れる水には、鉄とマグネシウムがふんだんに含まれているけれど、徐々に流れてくるためまともに栽培していれば過剰症になることはないらしい。

※蛇紋岩由来の地域で鉄とマグネシウムを施肥し過ぎればどうなるかわからない。


これらの成分をよくよく思い返してもらうと、農薬を使用している方の野菜も美味しいよオーガニックの野菜は美味しくなりやすいで紹介した野菜が美味しくなる要素と不味くならない要素のどちらも満たしている。


こんなに素晴らしい土地があるならば、全面に出せば良いではないか!と思っていたところ、玄武洞公園からしばらくしたところにあるJAたじまで


(写真:蛇紋岩米 | お米がおいしい | たじまの農業・農作物 | JAたじまから引用)


蛇紋岩米というブランドで販売していた。

名前のゴツさからのイメージから判断すると美味しくなさそうだけど、実際のところ非常に美味しいポテンシャルを秘めている米に違いない!