こんにちは。齋藤の嫁の亮子です。

今回ようやく第3巻が完成しました。

この巻は、2016年から2017年にかけて、地質と岩石を探しに各地を見て周ったブログを中心にまとめています。

最初は、彼に届いた一通のメールから始まりました。

彼は、「なぜかわからないけど、そのメールをくれた主のところに行かなければいけない気がする」と言って、それが福井県で、帰りに東尋坊に寄って柱状節理を見て、岩石について知りたくなりました。

そしたら、岩石を知ることは、栽培の土台である土を知ることになるんだと気づきます。

そして周っているうちに、地質も大きく関わっていることに気づきます。

果ては、日本の成り立ちについて知るために、中央構造線博物館やフォッサマグナミュージアムを訪れたり。

この旅は、私も一緒に行ったので、思いで深い記事が多いです。

この巻を読んで、これがどう栽培に結び付くの?といわれたらはっきりこうと言えません。

私は、すぐに「これがどう役に立つの?」ときいてしまうのですが、彼はこう言います。

「直接関係ないことを知るからこそ、大切な情報を得られることがあるんだ。」


そんな気持ちで目を通してもらえたらと思います。

52記事をまとめ、全部で約267ページ程になっています。


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価格:500円(税込)



三巻目次

・東尋坊の柱状節理の岩石の上の木々
・赤土の理解のため玄武洞へ
・玄武岩を磨くと中は黒でした
・安山岩柱状節理から何を得るか?
・安山岩の周辺の土壌は赤土でした
・一般的に赤土には腐植が多いと言われるけれど
・日本シームレス地質図で見えることが増えたはず
・再び東尋坊の国営農地へ
・記憶の中では真砂土は白かった
・真砂土にある粘土は引っ張る力が弱い?
・夜久野の玄武岩と赤い石
・はやく冷却されたことで穴ができた
・スコリアという多孔質の塊
・火山関連の仕事をしている方に火山灰のことを聞いてみた
・枝は腐植になるか?
・土壌のアルミニウムが腐植を守る
・関東ローム層は富士山の噴火の際の火山灰によるもの
・黒ボク土は良い土というイメージが共有されている
・夜久野高原の宝山の火口付近で赤い土を見た
・玄武岩質的な火山灰土壌の色は黒だった
・宝山の土から紅土を考える
・夜久野高原の宝山の麓に落ちていた緑の石
・赤い土のエリアの一画に白い石
・桜島と火山灰
・ブルカノ式火山の火山灰の土としてのポテンシャル
・大阪市内でシラスと出会った
・超苦鉄質の大江山の麓の土壌
・真砂土の白さが長石由来ならば
・岩石が教えてくれる
・農研機構の日本土壌インベントリー
・フォッサマグナ 糸魚川-静岡構造線
・日本列島誕生。大陸からの分離
・日本列島誕生。フォッサマグナ
・フォッサマグナから考える日本の農業
・長野の栄村小滝集落の米づくり前編
・長野の栄村小滝集落の米づくり後編
・台風でも倒伏しないイネ
・フォッサマグナと地すべりと農業
・ヒスイ輝石発見の地、小滝川ヒスイ峡
・ヒスイ輝石のあるところ
・注目の資材、ベントナイトについて知ろう
・鳥取の砂丘未熟土での栽培
・浦富海岸で大きな花崗岩と出会う
・栽培にとっての苦土の基のかんらん石
・菱苦土石と呼ばれる鉱物
・苦土があるところ
・鉱物は栽培上の問題の解決案を教えてくれる
・硫安が出来るところ
・可溶性ケイ酸にあるかもしれない底力
・脱酸素剤の中の鉄
・植物って磁気の影響を受けるものなの?
・注目の資材、グリーンタフについて知ろう