今年の6月に訪れた飛騨川と飛水峡。
この先(北)が気になって色々と調べていたら、
飛騨小坂(ひだおさか)という地域に御嶽山(おんたけさん)という山があり、
その山を世界遺産への認定への活動をされている地域があった。
認定を目指すには何らかの教材的な要素があるはずで、
御嶽山について調べてみたら、
御嶽山の山頂を中心に濃いオレンジのエリアが北、西や南へと細く伸びていた。
これは溶岩流だ!
溶岩流といえば、火山の噴火の際に噴出したマグマが粘性が低いために、
マグマが山を流れて冷えて固まった。
御嶽山の溶岩流は日本で一番長いとのことで、
飛騨小坂は日本一の溶岩流で世界遺産を目指している。
粘性が低いマグマ由来の火山岩といえば、
玄武洞に訪れた時や枕状溶岩なので玄武岩なのだろう。
※玄武岩寄りの安山岩も
玄武岩は黒ボク土と密接に関わっているため、
御嶽山から何かヒントが得られるかもしれない。
というわけで、
御嶽山山頂から17kmあたりにある溶岩流の端付近の
巌立峡(がんだてきょう)に行ってきた。
写真の箇所を地質図で確認してみると、
西の端に位置する。
部分的に見事な柱状節理とそうでないところがある。
溶岩流は何度かあったのだろうか?
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