今年の紅葉は例年以上に鮮やかな紅になっているように見えるね。
紅色の葉が落葉すると地面が色付いて素敵だ。
そんな中、
イマイチ色が乗り切らずに落葉してしまった葉がちらほらとある。
例えばだよ、
葉毎に意思を持って、幹と葉で個々に意思を持っているとしよう。
紅色に変わる葉はワクワクとしながらアントシアニンを合成しつつ、
自身の葉にある有用な成分を幹に送る。
よっしゃ!
緑色の成分はほとんど幹に送ったし、
これから本気出してアントシアニンを合成して紅色にするぞ!
と意気込んでいたところ、
ぱっと幹から器官離脱させられる。
器官離脱なんて聞いてないよ…
そう思うと、紅になりかけの黄色い葉から無念の哀愁が漂っているように見えてくる。