大阪には高槻市というところがあって、
阪急電鉄で京都駅と梅田駅のちょうど真ん中あたりにある。
駅前は活発で、
大企業の工場もたくさんあって、
素人目から見ても税収が多そうだ。
そんな高槻だけど、不思議なことに
駅前から自転車で30分もかからないところに
摂津峡という渓谷がある。
こんな景色にも関わらず、
ここにくるまではハイキングコースですらなく、それなりの準備することなくここまで来ることができる。
川には人が到底運べなさそうな巨岩がたくさんある。
少し歩くと、
白滝という滝もある。
白滝付近から歩きにくくなるので、歩きやすい靴でなければならない。
滝があるということは高低差がある。
高低差があるということは滝付近から傾斜がきつくなる。
滝の横に登れる道があるので登ってみると、
行者岩という看板があって、
この看板に従って登ってみると、
※登った後に下を見たところ
そこそこの高さのところに
広角レンズでなければ全体を撮れなさそうな巨岩があった。
高台に巨岩があるとなんとも不思議な感覚になる。
ここまでこれほどの大きな岩を持ってきたわけではないだろう。
はるか昔にこの岩の周りが風化して土となり、
地すべりを起こしてこの岩が露頭したのだろうな?と勝手な予想をしてみる。
いずれこの石もどこかの箇所で割れ、
こんな感じで川に落ちていくのかな?