琵琶湖の湖西を大津から北に向かって走ると、
右側に見える琵琶湖に鳥居があるのが見える。
ここは白鬚神社という神社で、
滋賀県に古くからある神社の一つらしい。
道路を中心に見据え鳥居と逆側に神社の本殿がある。
本殿の近くには急な階段があり、
少し山を登ると、
磐座(いわくら)として巨岩が祀られていた。
山を登った先に巨岩がある。
巨岩は何人もの人であっても少し高いところであっても運ぶのが困難で、
困難が故に山に岩があることに神秘さを感じる。
周りは風化して土と化したにも関わらず、
この巨岩だけが残ったのか?ということにも神秘さを感じる。
それ故、人が岩を運びにくい箇所に巨岩があると、
その巨岩には大きな意味を感じざるを得なくなる。
この箇所の地質を見ておくと、
日本がまだユーラシア大陸から分離していない頃に形成された花崗岩質の深成岩らしい。