最近実家の片付けをするために、不用品を回収してくれる業者を探すということをしました。
私は早速、車の中でiphoneで検索に「不用品回収」と実家の地名「高槻」を入れて検索しました。最上位くらいに出てきた業者をピックアップしてサイトを見てみると、「いろいろ無駄を省いて業界の最安値を実現しました!」的なことが書いてあるサイトを発見しました。この言葉に惹かれた私は、早速見積を依頼することにしました。
この時、実家の植木の剪定を依頼する業者も同時に探していて、これまた上位にでてきた業者に見積の依頼をしました。先に、見積りの日程を設定できたのが、植木屋さん。来て頂いた方はよかったのですが、見積りがこちらの想定の2倍で到底頼めるものではありませんでした。
そこで、私は不用品回収に頼んだ業者も心配になり、今度はパソコンで検索してみました。そうすると別の業者もたくさん出てきました。
その中でいろんな業者が入っている「くらしのマーケット」で探していると、惹かれるコメントが出てきたのです。
最初に出てきたのが、このメッセージ。
「なぜか、2歳の娘がすごく喜んでいました!」
「うちの猫がすり寄って行くなんて珍しい!!」
「おばあちゃんが、また来て欲しいと言っています♩」
ここまで読んで、なんかこの人、他の業者さんとなんか違う?
2歳の子やおばあしゃんに好かれるってことは、人が悪い感じじゃないんだろうなと想像できます。そこから、実際にあった依頼主とのやりとりをたのしいコメント付きで書いてあって、思わず笑ってしまいました。
お値段だけでは、もう少しお安い業者もありましたが、このコメントを読んだ時点で、私にはここがいいのではという直感がありました。この方のブログも読むと、娘さんの代わりに犬に餌をあげに行ってからお仕事に行ったようなお話も書いてあって、非常に好感が持てました。
でもやっぱり決め手は、口コミです。ほとんどの方が、5をつけていて、よかったとコメントしていました。
iphoneで最初に頼んでいた業者も気になっていたので、もう一度パソコンで探すと、その業者のメインのサイトがありません。ただ、電話番号と業界最安値くらいしか書いていないので、不安になってきました。そこで、業者の名前を入れて口コミを探すと、あまりよくない口コミが相当数見られたのです。実際に見積りに来て頂いたのですが、来て頂いた方はよかったのですが、見積は先ほどの店長さんの2倍以上でした。
結局くらしのマーケットで好感のもてた方に来て頂いたのですが、安心してお仕事をお任せすることができて正解でした。また、終わった後にすぐにお礼のメールが業者さんからきました。そうなると、こちらもすぐに口コミでよかったよと書いてあげたくなります。くらしのマーケットからは、こんなメールが届きました。
「こんにちは。くらしのマーケットです。
〇〇さんより今回の作業料金について以下の通り報告がありましたが、実際にお支払いされた金額とお間違いないでしょうか?
〇〇さんから報告の料金: ▲▲ 円
齋藤 亮子さんが予約時の料金: ▲▲ 円
もし、お支払いされた金額と異なる場合は、以下のマイページより実際にお支払いされた金額をお知らせ願います。
これは、とても気遣いのあるメールだと思いました。
サイトで注文した場合、相手の顔が見えないので、実際に会うまでは、どんな人なんだろうと不安があります。サービスを利用した後も、いまいちだったなぁと思っても、なかなかそれを言う機会がありません。
出店者から終了の報告があった後、予約時の金額と出店者からの終了時報告された金額をどちらもメールに記載して依頼者に送って確認を取る。万一、不備があった場合、恐らく代わりに出店者とやりとりをしてくれるのだろうと安心できます。
これは、私が実際にサイトで業者に依頼して感じた結果です。
今回の内容を今後に生かせないか?を検討してみると、
紹介した内容はおそらく競合他社が多くて価格で選ばれやすい、例えば清掃関係、不用品回収や引っ越し業者などのサービス業になるはずで、私がサイト構築の相談を受けたら下記に書いたようなことを提案していきたい。
自分の人柄を出していく。
人柄が出ているサイトだと、なんとなく依頼主も相性があうかどうか想像できますよね。
どうやって個性を出していくかですが、ブログは有効な手です。ブログを書いていると、その人の個性がどこかしら滲み出てきます。信用を増すためには、自分の写真も付けた方がよいでしょう。
後意外なことですが、
最安値価格を前面に押し出さない。
私は、最初に見たサイトの業界最安値を見たときに、ほんとにそうなの?と疑いを持ちました。
最安値価格を実現したならば、どうやってその最安値価格を打ち出せたのかの根拠を書くべきです。その根拠がかけないならば、却って怪しまれるサイトになるので、あえて価格をうちださず、他社との違いを書くべきです。
あと、一番大切なのは、口コミです。やっぱり、皆この口コミは見ます。これが決めてになることも多いはずです。
そして、最後にアフターフォローを忘れずにです。よい口コミを書いてもらうには、このアフターフォローが大切です。作業が終了した後に、良好に仕事が進んだ顧客には、口頭で口コミもお願いします!と一言添える。
そのあと、すぐにお礼メールを送り、口コミの依頼をお願いする。そうすると、相手が口コミを書いてくれる確率もあがり、その口コミを見た人がお仕事をお願いするというよい循環ができます。結局この積み重ねで、よい口コミの件数があがって他社と圧倒的な差をつけることができるはず。