先日、箱に記載されているフレーズが気になったのでグリコのビスコを購入した。
箱の上の箇所におなかにやさしい乳酸菌が1億個!と記載されていた。
最近いろんなところで乳酸菌という記載のある商品を見かける。
ちょうど、
海苔や糠漬けで細菌によって栄養価が上がることが気になりだしていたので、良い機会なので乳酸菌に触れてみることにした。
最初の取っ掛かりとして、共立出版の現代乳酸菌科学―未病・予防医学への挑戦―を読むことにした。
まず知るべきこととして、乳酸菌とは何か?ということで、乳酸菌の定義を再確認してみる。
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乳酸菌とは代謝で乳酸を多量に産生する細菌類の総称で、様々な種類の細菌が見つかっている。
乳酸自体はビフィズス菌も合成するので、乳酸を多量に産生する細菌というのが重要となる。
乳酸菌には球菌と桿菌(かんきん)がいて、ラクトコッカスのように○○コッカスという名称であれば球菌で、それ以外の名称を桿菌とする。
乳酸菌には動物性と植物性があり、
動物の腸内で発見され、ヨーグルトやチーズといった動物性の食材を発酵させる乳酸菌を動物性として扱い、
植物の葉等から発見され、糠漬けやキムチといった野菜を発酵させる乳酸菌を植物性として扱う。
代謝にも分類分けの要素があるけれども、長くなったので今回はここまでにしておく。
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