先日、京都農販の木村さんから電話があった。
○○の畑の土が一年で教科書に載っている様な団粒構造になったと。
話題に挙がった畑というのが、
元水田の畑で、
土がやたらと軽くなっており、水持ちが悪くなった畑。
作業自体はやりやすいんだろうけど、
軽すぎて、マルチをはってもすぐにめくれる様な土だった。
そんな環境に対して、
ヤンマー南丹支店さんで土壌の劣化と肥料の残留の話をしましたで話した様な
土壌の劣化に関しての話を基礎として、
ヤンマー南丹支店さんで有機と無機の話をしましたで有機についての知識を得た上で、
劣化(ここでは風化)した鉱物に対して何の資材が相性が良いかを踏まえたうえで資材を投入してみたところ、
絵に書いた様な団粒構造で、
水持ちも良くなった土に半年という短い期間で到達したそうです。
この土をマクロレンズで撮影してみたら、
そこそこの大きさの団粒がいい感じで重なりあっていました。
こんな感じでつながり合う重粘土とは程遠いです。
詳しくは下記を読んでもらうとして、
土壌の劣化とうまく付き合えば、
少ない労力で短期間で理想環境に近づくことが可能であることがわかった。
これは、
現在、日本各地で劣化したまま無理やり栽培を続けている土壌に対しての大きな活路であり、
今後高騰するであろう肥料代の大幅な節約の糸口としての可能性を秘めている。
このノウハウは強力な武器として、
色んな所に手を差し伸べることができるだろう。
とりあえず言えることは、
土作りで牛糞を使うことからやめてみること。
(京都農販では元から牛糞で土作りは推奨していないけど)
話はまずはそれからだ。