スミレの花が咲いていたの記事の続き
成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑でスミレのページを開いてみたら、色々と興味深い事が記載されていた。
例えば、受粉方法や種子の散布方法等
他にスミレの種類の見分け方というコラムもあって、
花茎?の途中で葉があるかどうか?で種類の絞り込みが出来るらしい。
上の写真は成長点から伸長した花茎に葉がなく、先端に花が咲いているので、スミレやアカネスミレに絞る事が出来、茎の途中に葉があるアオイスミレ等は除外する事ができるようだ。
前回の記事で、アオイスミレかアカネスミレで迷ったけれども、今回の見分け方でアカネスミレの可能性が高まった事になる。
次に葉の形状で見ていくけれども、今回の記事ではここまでにしておく。
今回の内容で気になることが、茎の途中に葉がないアカネスミレと、茎の途中に葉があるアオイスミレは進化の過程でどちらが先に誕生したのか?ということ。
アカネスミレのようなパターンが先に誕生していれば、茎に葉を展開する形質は重要になるだろうし、アオイスミレのようなパターンが先であれば、茎に葉がないという変異は形が洗練されたことになる。
スミレを介して、植物に関する色々な事が理解出来るようになるかもね。