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飼料米の品種選定は何を意識する?の記事で、稲WCS(ホールクロップサイレージ)の話題があって、学生の頃の畜産実習を思い出した。

サイレージというのは、サイロという建物に刈り取った牧草を敷き詰め嫌気発酵をした飼料のことを指す。

サイロ - Wikipedia


ただ、サイロでの管理が大変なため、丸めた稲わらを空気を遮断できる包装でくるんで嫌気環境にするのが最近の主流らしい。


ちなみに牧草の発酵は葉についていた乳酸菌が行うとされている。




サイレージという名前を聞いて、オーチャードグラスのような背の高い単子葉植物を思い浮かべるが、稲わらもあるらしい。

久しぶりにサイレージについて調べてみることにしたら、Wikipediaで気になる文章があった。


藁サイレージの箇所で、

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藁は稲作においては廃棄物扱いであるため、有効活用法として農林水産省が支援している。

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サイレージ - Wikipedia#藁サイレージ


稲わらは水田への植物性有機物の蓄積の観点で有用であるのだけれども廃棄物扱いだから別の用途で用いるのを支援しているというのは色々と不安を感じる。

おそらくこの手の発想があるから、稲作では土作りは不要だという考えが浸透するのだろう。

稲作の中干しという管理技術の歴史は浅い


とは言え、稲作の自動化の流れから稲わらの使いやすさは向上していくだろうから、稲WSCの存在感も増してくるだろうなと。


であれば、稲わらとして田から持ち出された有機物を補完する何かが必要で、補完するものとして、破砕した剪定枝が頭に浮かんだ。

クローバの根圏で起こっていること


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