ラニーニャが終息するとの情報がありますがそれに絡めて、今年の気候がどのように推移しそうかという話題があった。
以前、寒さが厳しい冬になると予想されている中で出来ることの記事で
ラニーニャ、つまりは南米付近の海水の海水温が平均よりも低い事が観測された場合、遠く離れた日本の冬の寒さが厳しくなるという内容を記載した。
今年(2023)の予想は平年通りかエルニーニョ(南米付近の海水の海水温が平均よりも高い)になる可能性が同程度という予想があるらしいが、エルニーニョになった場合は日本の冬は暖冬になる可能性がある。
栽培者にとってこれから訪れる冬の気候が暖冬であるか寒冬であるかを事前に予想できると生産性や利益率が格段に上がるので、南米付近の海水の海水温は意識しておいて損はなない。
なんてことを記載したが、冬に限らず日本の気候全体で、南米付近の海水温がどれ程影響を与えているのか?という事が気になるが、この疑問に対して気象庁が良いページを作成しているので、今回はそのページをメモとしてリンクを掲載しておく。
気象庁 | エルニーニョ現象発生時の日本の天候の特徴では、南米付近の海水温に対して日本の四季の気候がどのように変化しているのか?をまとめている。
ラニーニャ版:気象庁 | ラニーニャ現象発生時の日本の天候の特徴
上記ページでありがたいのが、日本の春夏の気候についても触れていて、今年の夏(※1)は例年よりも降水量が低く平均気温も低くなる可能性があるという事がわかる。
※1 西日本太平洋側を見ている
今回記載した気象庁のページの内容は丸暗記しておいて損はない。