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室町時代の甘味料を考えるの記事で原糖の製造を見てきた。

せっかくの機会なので、


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現代社会で見られる綺麗な白い砂糖や三温糖といったストレートな甘さの糖の製造について見ていく事にする。




第一号 覗いてみよう!お砂糖ができるまで | お砂糖の「じつは…」 | 【スプーン印】のDM三井製糖株式会社のページがわかりやすかったので、このページを参考にして話を進める。

大事な事として、原糖の製造は鮮度が命らしいので、原糖はサトウキビを収穫した場所のすぐ近くで製糖を行う必要があるが、以後の製糖は収穫した場所から離れていても良いそうだ。


工場に運ばれたら糖液と練り合わせて結晶と不純物が含んだ蜜に分離し、結晶の方を温水に溶かし糖液にする。

その糖液に石灰乳を加えて不純物を取り除き、炭酸ガスを充填して炭酸カルシウムを作りつつろ過をして洗浄する。


ろ過された糖液を脱色力を持つフィルター(骨炭)やイオン交換樹脂で更に不純物を除き、液糖を濃縮した後、真空で再度結晶化させる。


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白い綺麗な砂糖を生成するためには、様々な技術を用いて不純物を取り除くということを行っていたということがわかった。