マツの葉と潮風までの記事で海岸に生息するクロマツについて触れてきた。
一旦クロマツについてはここまでにしておいて、今度は他のマツについて見ていく。
これから見ていきたいマツはアカマツになる。
アカマツは山道で時々見かけるらしいが、針葉樹林のマツであるため森林の生存競争ではおそらく不利であるはず。
この疑問を解消する為にアカマツについて調べていくことにする。
アカマツといえば
マツタケを外生菌根菌として共生することで有名だ。
マツタケの収穫量が年々減っていることが里山だったところの土が肥えた事が要因だというのを見ても、森林の生存競争で弱い存在であることがわかる。
そんなアカマツだけれども、どういうところで頻繁に見かけるのか?というと
岩場や乾燥しやすい尾根筋でよく見かけるそうだ。
生存競争には負けてしまうが、他の植物が生息できないような劣悪な環境で育つと思うと、マツは強いと捉えたくなる気持ちもわからなくもない。