今住んでいる場所が高槻と呼ばれている場所で、地名に木偏に規で槻(ツキ)という漢字が当てられている。
槻(ツキ)というのは、
ニレ科のケヤキの古名になるらしい。
※槻でツキノキと読むこともあるらしい。
古名ということは現在使用されている名前もあり漢字もあるわけで、ケヤキの漢字を調べてみると欅と書く。
※欅の漢字は複雑なので、拡大表示で確認できるサイトのリンクを掲載しておく
ケヤキといえば木材として良く聞くが、お恥ずかしながらケヤキについてはほぼ何も知らず、目の前にケヤキの木があっても、これがケヤキの木だと判断することができない程、ケヤキの事を知らない。
ケヤキは重要な木らしいし、高槻という地に住んだという何かの縁ということもあって、ケヤキについて学ぶことにしよう。
最初に高槻という地名について触れておく。
市章・市歌・市民の木・市民の花 - 高槻市ホームページによると、室町時代に昼間も暗いほど繁茂した大きなケヤキの木があったらしく、その木により「高月」から「高槻」になったそうだ。
いやいや、唐突に高月という名称が出てきたが、これは一体何だ?
高槻市の会社になるが、【高槻地名学・第一弾】高槻は昔「高月」だった!? |高槻市 注文住宅・新築・リフォームなら小阪工務店に興味深い記載があった。
遥か昔、高槻の何処かに月弓神とスサノオノミコトを祀った社があり、その社を天月弓社(あまのつきゆみのやしろ)もしくは高月読社(たかのつきよみのやしろ)と呼んでいたそうで、それが高月の由来ではないかと。
高槻といえば六世紀前半に作られ第26代継体天皇が埋葬されていると考えられている今城塚古墳があり、古事記と関連しそうな神様が祀られていても違和感はない。
もしかして、高槻にある史跡を巡ると植物を学ぶ上での強力な知見に出会える可能があるのか?
高槻の神社仏閣に注目してみよう。
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