鉢底石用の軽石までの記事で、いくつかの軽石について見てきた。
軽石は採取地によって、脆さが異なるという事がわかってきた。
これらの内容を踏まえた上で、最も理解したい軽石の
※素材サイトからダウンロードしたが、これが日向土であるか?の自信はない
日向土について触れていくことにする。
最初に何故日向土に最も注目しているか?について記載しておくと、日向土が
鹿沼土よりも硬く、
鉢底石用で用いる榛名山軽石等よりは柔らかいという中間的な特徴を持つからだ。
この特徴をうまく活用すれば、劇的に土壌環境を改善できるはずだと当たりを付けている。
日向土についての詳細を見ていこう。
日向土はその名が示す通り、宮崎県日向市や宮崎県南部で採取できる軽石を指すそうだ。
日向市といえば、
タチバナの子孫のヒュウガナツの記事で触れた日向夏(ヒュウガナツ)が有名だ。
話は戻って、日向土はどの山から噴出した軽石であるのか?を調べてみたら、どうやら特定の一つの山からの軽石というわけではないようだ。
上記URLに記載されている軽石の内、最も古い軽石である御池ボラについて調べてみたら、4600年前に噴出した軽石であるそうだ。
霧島ジオパーク | ジオパークとは | 日本ジオパークネットワーク
最も新しい軽石が大正ボラと呼ぶらしく、1914年に噴出した軽石であるそうだ。
ここまで起源がはっきりとした軽石は今まで調べた中で見ていないので、日向土を丁寧に見ていけば、軽石についての理解が進むかもしれない。