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サザンカが咲いていた。


なんて書いたけど、サザンカとツバキは形が似ていてイマイチ自信がない。

この株の下を見てみたら、


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花びらとして散っていたので、サザンカとして見て間違いなさそうだ。

散り方にこそ個性


というわけで、改めて記事の投稿を開始する。




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サザンカが咲いていた。

サザンカが咲くと、心地良い秋が終わりを告げ、厳しい冬が訪れるという雰囲気になる。


そんな雰囲気の中で花を眺めていると、


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何か蕊の規則が崩れている花というものがあるよね。


よくよく見てみると、


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蕊の一部が花弁化しかかってた。

八重咲きは大事な雄蕊を代償として咲き誇る


この手の現象はさんざん見てきたから、特に驚きもしないけど、よくよく考えてみたら、これって、


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この花も花弁が増えているからあまり参考にならないけど、受粉をする際に実はここまで蕊の本数は必要なくて、


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どこまで花弁化しても大丈夫か、株自身が綺麗さと実用性の天秤を常に行っている様に見える。


人はその中でより綺麗な花を選別しているから、蕊が全くないような八重咲きが残っているけど、世の中にある様々な花は、こういったバランスを常に検討していて、蕊の変異が入りにくくなった植物の花は最適解を発見したから安定したのだろうか?と思えてくる。


バラ科やツバキ科は花弁化の変異が多いけど、蕊が多いから現代においてもその挑戦をし続けているとか

桜は平野神社で