SOY CMSに限らず、PHPで動いているパッケージをサーバにアップロードした後に管理画面を開くと、
真っ白のページが表示されるか、
403 Forbiddenのページが表示されるかのどちらかのエラーの連絡がくることが多い。
この二つのパターンだけど、これから紹介するどちらかで解決することがほぼ全てです。
SOY CMSを例にして記載しますが、
/インストールディレクトリ/admin/webapp/以下にあるindex.phpかinit.phpを開いた時にファイルが空の場合、
サーバにアップロードする前のZIPファイルの解凍で失敗しています。
ZIPファイルの圧縮と解凍は同じように見えて、
年々圧縮のアルゴリズムが改善されています。
開発が止まっている解凍ソフトを利用していると、
新しい圧縮のアルゴリズムで圧縮されたものを解凍する際にエラーが発生して、
一部のファイルが空で復元されることがあります。
解凍ソフトはリリースノートが常に新しくなっているものを利用しましょう。
Windowsだと7-Zipがおすすめです。
403 Forbiddenの方もSOY CMSを例にしますが、
初期管理者の画面を開こうとした時に403になった場合、
/インストールディレクトリ/admin/webapp/以下にindex.phpやinit.phpがあることを確認しましょう。
なければ、FTPによるサーバへのファイルのアップロードのエラーです。
Windowsでよく使用されているFTPクライアントでは、
初期設定で100ファイルを超えるようなパッケージをアップロードするとエラーでアップロード出来ず、
エラーになってもアップロードの処理が止まらないのでエラーに気が付かない
といったものがあります。
PHPのようにサーバに配置しただけで動くようなWebアプリを利用する際、
FTPクライアントは比較的安定したものを選ぶようにしましょう。
私はいつもFileZillaをおすすめしています。