Twitterでユーザの方とやりとりをしている時、

放置期からSOY CMS公式掲示板のサポートを別アカウントになってもやり続ける心境とかインタビューしたくなる

という返信がありました。



私はSOY CMS開発元に所属している時から、開発元を離れ自営になってからの間、フォーラムを放置したことがないので、放置期というのは公式の開発の方がSOY CMSのメンテナンスを止めたことを指します。


SOY CMSについてはあまり参考にならないものではありますが、下記の記事をご覧ください。

SOY CMSの開発秘話前編


現在までの経緯を軽く記載すると、私は元々SOY CMSの開発元にいたけれども、開発元が農業事業で上場を目指すことになった時期にSOY CMSの開発を止め、開発停止と同時期に開発元を去って自営業になりました。


ここらへんの詳細は開発元を退職した私がSOY CMSを開発し続けている訳の記事にあります。


以前の記事と同様になりますが、今尚、SOY CMSとSOY Shopを非公式ながら開発を続けている理由は、SOY CMS(特にShopの方)で商売を続けているユーザがいることが大きく、リリースした者としての責務のようなものと捉えています。


幸いなことに、SOY Shopで本気で商売をしているユーザの方々が私に継続的にカスタマイズの依頼をしてくださることで、大体年間で250万円近くの収入がありますので、他の業務を合わせて生活は維持できています。




今回の本題の心境ですが、これは開発元を去った時からずっと抱えているもので開発元の事業が傾いた時にSOY CMSとSOY Shopをどこかの会社に売却するかもしれないという不安があり、何度か開発を止めて、新しい稼げる何かを考えることがあります。


公式の開発がSOY CMSの権利を持ち続ける限り、私はIT系の勉強会で普及活動に繋がるような演者の依頼はなく、CSS NiteやWCANといった大舞台に上がることができません。


開発元が開発を止めたことで、一時はWebデザイナーにとって救世主や、EC CUBEを越せるかもしれないと期待されていたパッケージが、今ではどんどん日陰に追いやられ、話題に挙がることが日に日に少なくなっているのを悲しい気持ちで見ています。


なんとかこの状態を食い止めたいと思い、積極的に情報を発信して忘れられないようにしようと努めましたが、生活の為の仕事をしつつ、開発をしつつ、ユーザの為に情報を整理して発信なんて作業を一人で行えるわけがありません。


そこで、既存のユーザ、もしくは自身で判断してSOY CMSを使用し始めた新規のユーザの事業の売上が挙がるような施策の開発に絞ることにしました。


最近で言うと、他サイトで成果が出た機能をサイトオーナーがうちのサイトでも使用したいと感じてもらえるように、管理画面にログインしたら、ファーストビューで新機能紹介を見れるようにしたことです。

SOY ShopでSOY Shop新機能紹介プラグインを作成しました




CMSの開発をしていると、Webサイトを持ちたいという相談をよく受けることがあります。


この手の相談の返答をしている時、自分の身に何かあって開発を止めざるを得なくなる状況がちらついて、これからサイトを始めるという時にSOY CMSを勧めることはしていません。

既存のユーザの方が儲かってもらうための開発をしつつ、新機能紹介ぐらいはブログで告知する。


当ブログでは開発以外というか、本来の専門であった植物系が主で今後も植物系の記事でブログを更新し続け、植物系の記事からSOY CMSに興味を持ってもらって、SOY CMSを使っても良いかなと感じてくれる方が増えることを少し期待していたりします。


どちらにしろ、当サイトのPV向上を本気で考えている以上、SOY CMSのブログ機能は時代に合わせて改修していかなければならないので、

たとえユーザが私以外に居なくなったとしても、自分好みにフルカスタマイズできるブログCMSなんてそうそうないから、SOY CMSの改修を止めるということはないはずです。




直近の願いは開発元が開発を止めたのであれば、GitHub上でSOY CMSを公開し、プルリクエストを受け付けて欲しいです。

開発元がSOY CMSを盛り上げる気がないのであれば、早々にユーザ主体の運営に変えて、IT系のセミナーでユーザが登壇できる流れに斡旋して欲しいです。

10年以上も開発につぎ込んだSOY CMSを浅はかな農業事業の為に廃れさせないで欲しいというのが最大の願いです。


余談ですが

自営になって3年程経過して、嬉しいことに時々ユーザから寄付を頂いたり、数分で終わるとわかっている作業を何度も依頼してくださる方がいました。

応援してくださる方がいる以上、最後のことは考えずに、今は既存のユーザの売上に貢献することに間違いはないと信じて、非公式の立場ではありますがSOY CMSとSOY Shopの開発を続けたいと思います。


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