先日、もりそばを食べた。
もりそば、ざるそばを食べる時に食後に蕎麦湯が出てくることが多く、
そばのつゆを蕎麦湯で薄めて飲むのが好きだ。
蕎麦湯といえば、最近町でよく見かける立ち食いそば屋でそば特有の栄養素があるというポスターを見たので、蕎麦湯を味わっている時にそば特有の栄養とは何だろう?
とふと思い出したので調べてみた。
そばにはルチンという物質が含まれているらしい。
ルチンは抗酸化、抗炎症と抗高血圧の作用が発見された植物の代謝産物とのことで、そばを茹でる際に流出することもあるらしいので蕎麦湯に含まれているかも?とされる物質である。
昔から蕎麦湯を飲む風習がある地域があるらしいので、蕎麦湯を飲んでいたらなんとなく調子が良いということがあったのだろう。
Wikipediaに記載されている内容を読んでみると、
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ヒトでは、鉄イオンFe2+に取り付き、過酸化水素への結合を妨げ、細胞に傷害を与えるフリーラジカルの生成を抑える。
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二価鉄は病原菌への耐性に重要だけれども、暴走してしまう欠点があり、ルチンは二価鉄の持つ欠点を抑えるという役割に一役買っているということになるわけか。
細胞損傷が減れば、損傷部位の治癒に関与する働きが減るので、結果として体の負担が減るということになるわけか。
光合成でいうところのグルタチオン的な役割か。
蕎麦湯を飲んで今回記載したような効果があれば良いな。