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カテゴリー : 古典園芸/page-2

 

秋の七草のカワラナデシコは何処にいった?

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昔はたくさん見られた秋の七草のカワラナデシコが、最近はほとんど見られなくなったことを疑問視し、その理由を探っています。かつては、人々が里山で草刈りや枝打ちなどを行い、カワラナデシコが生育しやすい日当たりの良い環境を維持していました。しかし、生活様式の変化とともに、そうした人為的な環境管理が行われなくなり、カワラナデシコの生育地が減ってしまったと考えられています。記事では、過去の記事と比較して、知識の蓄積により物事の見方が変化したことを実感したと述べています。

 

秋の七草から里山が大事かを実感する

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記事は、ミツバチの秋の蜜源として重要なハギを取り上げ、その自生環境から里山の重要性を説いています。ハギは肥料木として、これから林になるような里山の縁に自生します。ミツバチはハギなどの植物から蜜を集めると同時に、野菜の花粉を媒介することで農業にも貢献しています。しかし、里山が減少している現状は、ミツバチの生息地や蜜源の減少を招き、ひいては農業にも悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、ミツバチと農業、そして私たちの生活を守るためにも、里山の保全が重要であると結論付けています。

 

一昔前の秋の花といえば?の続き

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かつて秋を彩っていたオミナエシ。しかし、セイタカアワダチソウなど外来種の繁茂により、その姿は減少しました。オミナエシは日当たりの良い肥沃な土壌を好み、里山の林縁に多く自生していました。かつては身近な存在だったからこそ、秋の七草として愛されたのでしょう。現代では、里山が遠のいたことで、オミナエシを見る機会も減ってしまったのかもしれません。

 

一昔前の秋の花といえば?

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かつて川辺に自生していたフジバカマは、護岸工事や外来種のセイタカアワダチソウの繁殖により絶滅の危機に瀕しています。フジバカマは秋の七草の一つで、万葉集にも歌われるなど、古くから日本人に親しまれてきました。現在、保護活動が行われていますが、フジバカマが自生できる環境を取り戻すことが重要です。NHK for Schoolの動画では、大阪府枚方市の事例を通して、フジバカマの現状と保護の取り組みを紹介しています。

 

ツルマメらしき草を発見した

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ノアズキは、黄色い花を咲かせた後に扁平な莢を形成するマメ科のつる性植物です。観察によると、花は一日花で、ハチなどの昆虫による受粉で結実します。若い莢は緑色で、内部には数個の種子が並んで入っています。成熟すると莢は茶色く乾燥し、 eventually twisting to release the seeds. 種子は黒褐色で、光沢のある表面を持ちます。ノアズキは他のマメ科植物と同様に、根粒菌との共生により窒素固定を行います。繁殖力旺盛で、他の植物に絡みつきながら生育域を広げます。近縁種にヤブツルアズキが存在し、判別には葉の形や莢の表面の毛の有無が手がかりとなります。

 

秋の夕暮れに咲き続けるアサガオ

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10月になってもアサガオは夕方でも咲いている。夏は昼にしぼむのに、秋はなぜ夕方まで咲いているのだろうか。学研キッズネットによると、気温の低下により花びらからの水分の蒸散量が減るためだそうだ。品種によるしぼむ時間の違いは花弁の厚みが関係している。一方、ヒルガオは夏でもしぼみにくい。アサガオとヒルガオの花粉の色については別記事で触れられているが、ヒルガオの萎みにくさは、アサガオとは異なる水分蒸散抑制の仕組みがあると考えられる。

 

荒れ地に生えるパイオニアのハギ

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植物は生育環境で様々な化学物質を放出し、他の生物に影響を与えるアレロパシー現象を示す。特に揮発性物質は、種子発芽や成長阻害、あるいは促進など、多様な作用を及ぼす。例えば、ヨモギの香気成分は雑草の生育を抑制し、一方、カラシナの揮発成分はレタスの発芽を促進する。これらの物質は、植物間の競争、植生遷移、病害虫への抵抗性など、生態系において重要な役割を果たしている。揮発性物質の作用メカニズムは複雑で、濃度や環境条件、受容植物の種類によって変化する。今後の研究により、農業や園芸への応用が期待される。

 

ノアズキの結実

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初秋に黄色い花を咲かせていたノアズキに、鞘がついた。中には想像とは異なる黒い豆が入っていた。鞘には穴が開いているものもあった。アズキには動物からの防御としてサポニンが含まれるが、ノアズキも同様なのか疑問に思った。実のなる時期の把握は重要なので記録を残す。

 

吉野の葛餅

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奈良県明日香村付近で餡入りの葛餅を食べた著者は、葛餅を構成する葛粉から食文化への学びを得ようとしている。葛粉は秋の七草の一つであるクズの根から精製されるが、その工程は困難を極める。現代の葛餅には増粘多糖類や砂糖が添加されることが多いが、歴史的には製法が異なっていた可能性がある。葛餅の餡はアズキ、きな粉は大豆由来で、葛粉の原料であるクズもマメ科植物であることから、葛餅は「マメづくし」の和菓子と言える。著者は100%葛粉の葛餅の健康効果についても考察を進めている。

 

藤棚の下のフジたち

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藤棚のそばのサクラの木の根元で、フジの幼苗が繁茂し、不定根を発生させているのが観察された。これは、フジが地面に落ちた種から発芽し、巻きつく相手を探す過程で、不定根から養分を吸収しながら成長していることを示唆している。この逞しい生存戦略から、フジの強さが窺える。さらに、フジはクマバチによって受粉され、林床のような明るい場所で生育する。これらの要素が絡み合い、フジは繁栄していると考えられる。

 

人間よ、萩から学べ

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人間は昆虫から多くのことを学べる。例えば、シロアリの巣は、温度・湿度が一定に保たれており、その構造は建築の換気システムに応用可能である。また、昆虫の翅の構造は、軽量かつ強靭で、新型材料の開発に役立つ。さらに、昆虫の社会性、コミュニケーション能力、擬態能力などは、それぞれ組織運営、情報伝達、新技術開発にヒントを与えてくれる。昆虫は小さいながらも驚くべき能力を持ち、我々が学ぶべき点は数多く存在する。彼らの生態を深く理解することで、様々な分野での技術革新に繋がる可能性を秘めている。

 

薄い色の花弁のアサガオからフラボノイドのことを考える

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薄い花弁のアサガオの生育不良と黄緑色の葉の関連性について考察した記事です。生育の遅延は、フラボノイドの合成量の低下が原因だと推測されています。通常、植物は紫外線対策としてフラボノイドを葉に蓄積しますが、合成量が減少すると紫外線による活性酸素の発生が増加し、活性酸素除去のためにグルタチオン合成にアミノ酸が消費されます。結果として成長に必要なアミノ酸が不足し、生育が遅延すると考えられています。記事では、青色色素合成酵素の欠損ではなく、フラボノイド自体の合成量の低下が原因であると推測しています。その理由は、もし酵素が欠損しているだけであれば、中間生成物である黄色や赤の色素が蓄積し、花弁や葉がこれらの色になるはずだからです。この黄葉の性質は、今後のアサガオ栽培における一つの知見となります。

 

薄い色の花弁のアサガオの花が咲きました

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夏休み明けにアサガオの観察記録。一つの株に複数の種を蒔いた結果、紺や紅などの定番色に加え、薄い紫色の花が咲いた。この淡い色は、朝顔百科と照らし合わせると淡鼠(薄い灰色)か水浅葱(薄い青)に該当する。灰色という言葉の認識の難しさに触れつつ、発芽時の双葉と本葉に見られた気になる点について、今後の記録で考察していく予定。

 

幻の黄色いアサガオに迫るためにキンギョソウを見る

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アジサイの花の色はアントシアニジンという色素と補助色素、そしてアルミニウムイオンの有無によって決まる。アントシアニジン自体は赤色だが、補助色素が結合することで青色に変化する。さらに、土壌にアルミニウムイオンが豊富に存在すると、アジサイはアルミニウムイオンを吸収し、アントシアニジンと結合して青色の発色を強める。つまり、アジサイの青色は、アントシアニジン、補助色素、アルミニウムイオンの3つの要素が揃うことで現れる。逆に、アルミニウムイオンが少ない土壌では、アジサイはピンク色になる。

 

紅色の花のアサガオ

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アントシアニンはpHによって色が変化する色素です。酸性では赤、中性に近づくにつれ紫色、アルカリ性では青色になります。これはアントシアニンの分子構造がpHの変化によって変化し、吸収する光の波長が変わるためです。アサガオの花弁の色もアントシアニンによるもので、pHの違いで様々な色合いが生じます。青色のアサガオはアルカリ性の液胞を持ち、赤いアサガオは酸性の液胞を持つと考えられます。

 

紫色の花のアサガオ

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アサガオの紫色の花は、色素自体が紫色なのではなく、青い色素を持つ花弁のpH調節機能が欠損していることが原因です。通常のアサガオは開花に伴いpHが上昇し青くなりますが、紫色のアサガオはpH調節遺伝子の欠損により、青でも赤でもない中間の紫色で安定しています。この遺伝子欠損はトランスポゾンによる変異が原因です。つまり、紫色のアサガオは環境によって紫色になったと言えるでしょう。では、赤いアサガオは更にpHが低いことが原因なのでしょうか?それは次回の考察となります。

 

色鮮やかなアサガオの秘密に迫る

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アサガオはpH変化でペオニジンが青くなるため、理論的には青い花しか咲かないはずだが、実際は多彩な色の花が存在する。その理由はトランスポゾンによる突然変異にある。トランスポゾンの活発な動きは突然変異を誘発し、色素合成に関わる遺伝子に変化が生じることで、本来の青色とは異なる色合いの花が生まれる。色あせたアサガオもこの突然変異の一例である。

 

アジサイが青色の花を咲かせている

季節も梅雨に突入し、至るところでアジサイの花を咲かせ始めている。アジサイといえば、土壌のpHによって花弁の色が変わる花で有名である。花弁の色が変わる要因というのが、アジサイが生合成するデルフィニジンというアントシアニン(色素)がアルミニウムと結合することにより、変色するという仕組みらしい。青い花が土壌の状態を示す2016年にアジサイの花の色が青になる仕組みで色素とアルミニウムが結合するという内容を知って、それ以上不思議には思わなかったけれども、この記事以降に色

 

木蓮の花が咲いている

3月も後半になり、街路樹の木蓮(モクレン)が花を咲かせているところを頻繁に見かける。モクレンと記載したけれども、実際は白木蓮(ハクモクレン)やハクレンと呼ばれているらしいけれども、それはそれで置いといて…モクレン - Wikipedia昨年の今頃までの自分であれば、」まだまだ寒い時期に大きくて目立つ花を咲かせるなという風にしか感じなかったけれども、昨年のある出来事以降、印象ががらっと変わった。印象が

 

そこの開花は意図したものなのか?

道端にサザンカの木が植わっている。この木を遠くからなんとなく見てみると、地面すれすれのところで開花してた。たしかサザンカは鳥によって花粉が媒介される花だったよな?こんなに低くてどんな鳥が見つけてくれようか?地面に残ったイネ科植物の実をツッツキにきた小鳥が、気がついてつっつくか?関連記事剪定による抑圧と開花の衝動

 

アジサイの先が丸まった装飾花

梅雨入りしてからいくぶん経過した。梅雨と言えば、アジサイが綺麗な季節です。至るところでアジサイが咲き誇っている。アジサイは美しいが故に美しい花特有の様々な様々な品種がある花卉園芸作物の一つである。先に装飾することに意味はあるのかい?様々な品種があるということで、このような花弁の先が丸まっている品種もある。これをよく見てみると、梅雨という長雨の中で、この花弁の丸みが受け皿のように雨をずっと保

 

森の恵みの行き着く先

トチノキの実の灰あわせでトチノキの実にあるアク(サポニン)は灰汁に浸すことによって汁の方に溶け出すという技術により今まで食べれなかった高でんぷん質の食料の獲得に繋がった。この話を聞いて思いつくのが、灰といえば薪や炭の元はリグニン質多めの原料から加工したものだろ。リグニンといえば合成に銅を含む微量要素の金属を利用するだろ。リグニン合成と関与する多くの金属たち植物の栄養として利用するこれらの金属は、もともとは植物体を燃やした時に灰として残る

 

トチノキの実の灰あわせ

前回の記事でBy Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Linkトチノキ - Wikipediaトチノキの実にはサポニンが多く含まれ、これが人体にとって毒性を示すから、人がトチノキの実をそのまま食べると嫌な味がする。トチノキの実はデンプンの宝庫でこの実をなんとか保存食的な位置づけで食べれるようになり、この手法が確立されたことにより雪国での永住が可能になったそうだ。このトチノキの実からのアク抜きは

 

トチノキの実のアクとは何か?

ほおずき書籍出版紹介 《苗場山麓植物民俗事典 森と共に生きた人々とその暮らし》苗場山麓植物民俗事典の続き縄文時代の遺跡で発見されたのは、アクが強くて食べれないトチノキをどうにかアク抜きして食べている形跡だった。By Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 3.0, LinkBy Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Linkトチノキ - Wikipedia

 

苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。そこで出会ったものは台風でも倒伏しないイネ台風でも倒伏しにくく、食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。この地域のコメのことをより深く知ることができれば、他地域での作業性や品質の向上に繋がり、主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。この小滝集落というのが、苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として

 

桜の季節は終わってはいない

毎年書いていることだけれども、今年も同じように書く。今年もまた菊桜が開花する時期が到来した。こんな見事な桜が咲くにも関わらず、京都府立植物園の菊桜のところに人が全くいない。京都府立植物園/京都府ホームページ春のおとずれを表現する桜の集大成みたいな菊桜が、注目されずにひっそりと開花しているのは非常にもったいない。という気持ちの元、今年もまた同じような内容を記載した。関連記事桜の季節終盤

 

下鴨神社の光琳の梅が咲き、そして散る

今年も下鴨神社の光琳の梅が咲いていた。今年も下鴨神社の光琳の梅が咲き始めた何だろう。最近の寒暖の差はありつつも、徐々に暖かくなっていくこの季節で、こんなにも鮮やかなピンクの花弁を見ると、春の季節の到来がもうすぐだと感じてしまうわけで、暖房器具がなかった頃の人々にとっては、おそらくこの感情はもっと大きなものではないか?と思ったりもする。先端から根元まで花が咲き誇り、既に散り始めている花弁を見ると、花

 

スイセンが花をつけている

1月になって更に寒くなって、この時期の風物詩であるスイセンが花を咲かす。前にも書いたのだけれども、この時期に咲くスイセンは不思議でしょうがない。冬に咲く花はなぜ冬の開花を選んだのだろうか?とは言っても、他の植物だったら何でも知っているのか?と言えば、アストロバイオロジーから連なる様々な生物学的に見れば、解明されていることなんで、限りなくゼロに等しいわけで、何も知っていないのと等しい。※アストロバイオロジーとは、宇宙に生物はいるのか?地球の生物はどのよう

 

池の辺りの紅葉のモミジ

今年の紅葉は色鮮やかになるだろうという予想通り、今年の紅葉はとても紅い。高野川が紅に染まりはじめるというわけで、これらの紅葉の木の下では、紅葉の落ち葉による紅や黄色の絨毯ができていた。自然が生み出すなんとも美しい光景だ…いや、ちょっと待てよ。池の横でモミジって生えるものなのか?森で一箇所に同じ種類の木が並ぶということはほとんどないよな。タネの落ち方、発芽した運良く大半が生き残ったら可能かもし

 

嵯峨の大覚寺の嵯峨菊

今年も行ってきたよ、京都府立植物園での嵯峨菊の展示嵯峨菊というのは、京都の右京区(嵐山付近)にある大覚寺で栽培されている菊で…というのは以前記載したので、過去記事のリンクを貼っておく。京都の嵯峨菊いつ見ても、流線の舌状花が美しい。丁子菊という別の道を選んだ菊菊については今まで何度か書いてきたから、今回は行ってきた報告ぐらいにとどめておこう。関連記事江戸菊は江戸の華幽玄の美の伊勢菊

 

新しくて綺麗な色の葉がでてきたよ

今年も咲いた、下鴨神社の萩前回、下鴨神社にハギを見に行ったけど、はやくてあまり咲いていなかったという内容を記載した。せっかくなので、ほとんど咲いていないハギでもじっくりと見てみることにした。じっくり見ようとする機会なんてそうそうないからね。ところどころ、葉色が薄い小葉がある。小葉が集まって複葉これは欠乏症というわけではなさそうで、比較的新しく発生・展開した小葉だろう。これって、ある程度の葉緑素の量で展開してしまっ

 

今年も咲いた、下鴨神社の萩

下鴨神社の萩を見に行った。残念なことに時期的にはやく、まだ咲き始めだった。というわけで、一昨年の下鴨神社の萩の記事を読んでもらうとして、下鴨神社にある遅咲きの萩せっかくだから、花が比較的たくさん咲いている株を撮影してみた。ハギは綺麗なんだけど、枝が細くてコンデジだと詳細が撮影しにくい。撮影していて思ったけど、枝で花の咲き始めの箇所は葉と花が同じぐらいあって、茎と花柄の間から花芽が形成している。一方

 

葉の下でクズの花が咲いている

クズの躍進クズの事を散々書いてきたけれども、お恥ずかしながら、クズの花というものを見たことがない。クズは秋の七草として扱われている草だ。そろそろ開花していても良い頃だということで、秋の七草の検索結果河川敷にはびこったクズの花を探してみた。早速見つかった。つるの比較的先端あたりで開花するのね。そりゃあ、道から川に向かって伸長しているところでは花が見つかりにくいわけだ。せっかく見つけたので、花をまじまじと見てみる

 

ハギは草に埋もれても美しさは埋もれない

河川敷を走っている。河川敷では草刈りや土砂の除去といった人為的なことがほどよく入っているため、森にならず、且つ草は住み分けしているという状態が続いている。この草むらを見ていた時、写真の中央あたりに目がいった。この写真ではイネ科の草があるようにしか見えないけれども、実際にこの場所を見ていると、ハギの花が目立っていた。ハギの花は小さいけれども、直立した茎に集まるように開花し、しかも色が濃いピンクで綺麗で目に付きやすい。葉もしっか

 

第58回朝顔展@京都府立植物園

今年も行ってきたよ、京都府立植物園の朝顔展今年の朝顔展は比較的はやい時期に変化朝顔が咲いている気がする。変化アサガオのタネを蒔きました変化朝顔については昨年散々書いてきたので、ここでは昨日みた変化朝顔の写真のみにする。第57回朝顔展@京都府立植物園昨日、植物園の職員が朝顔について解説していた。特に印象に残ったのがトランスポゾンについての説明で、遺伝学や分子生物学の難解な問題を頑張って説明していたなと。

 

城南宮のアヤメ

昨年から行くと決めていた場所がある。アヤメが咲く時期になったら城南宮に行こうと。理由はいずれアヤメかカキツバタに記載されている内容と同じ。すでに近所で発見してしまったのだけれども、アヤメの名所として有名な場所も見ておこうと行ってみた。というわけで城南宮ここには源氏物語花の庭という神苑があって、源氏物語の貴族の歌にでてくるようなキレイな花が今でも栽培されている。神苑に入り、アヤメの場所に行く。時期は少し遅めで萎

 

いずれアヤメかカキツバタ

5月中旬になった。この時期が訪れることをずっと待っていた。なぜ待っていたか?というと、いずれアヤメかカキツバタ!このフレーズを書きたかったからだ。あまりのこのフレーズの書き足さにいずれ(カンザキ)アヤメかカキツバタというフライング的な記事すら投稿してしまったぐらいだ。だけどね、アヤメの時期が訪れても、アヤメってなかなか見当たらないのよ。そんな中、夕方に下鴨神社をブラブラしていたら、御手洗池の近くにあった。御手洗池といって

 

桜の季節終盤

しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ!に引き続き、今年の桜ネタ。先に書いておくけど、昨年の記事の今年の桜の季節がすでに終わったと思うのはもったいないで同じことを書いた。そう!菊桜の開花ね。菊桜というのは、100枚以上の花弁を発生させて、それはもう見事に咲き誇る桜で、今年も見事に咲いていた。この桜が咲き終わる頃、今年の桜の季節は終わったな。という感覚になる。

 

流水と八重の花

京都の河原町に流れる高瀬川。なんとなく川の流れを見ていたら、八重咲のサクラの花が流れてくる。少し川上に関山があったから時期的にもおそらくそこからだろう。しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ!高瀬川は鴨川に繋がって、鴨川は淀川に繋がって、淀川は大阪湾へとつながっていく。花ごと川に落ちて海へと流れていく。実をつけることができなかった花は何を思って幹から遠く離れたところに流れていくのだろうな。桜は散り際が美しいというけれど、

 

しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ!

先日、4月23日、大阪の長居公園にて松月という品種の桜が満開だった。ショウゲツ - Wikipediaいや、よく見ると、右下あたりの花がまだ開花していないので、この桜の木はまだ満開ではない。他に天の川と呼ばれる品種も満開みたいだった。他にもいくつか品種があったけど、一旦ここまでにしておいて4月22日に訪れた京都伏見の御香宮神社にあったおそらく関山(かんざん)という品種ももうすぐ満開

 

今年も言う。桜の季節はこれからだ!

京都農販に行った帰り、遠くから見ても桜が妙に目立っていたので上賀茂神社に立ち寄った。桜の季節はこれからだ!なんてことを毎年書いている気がする。今年の桜の季節がすでに終わったと思うのはもったいないソメイヨシノが散って桜の季節が終わりという言うを例えるならば、スターウォーズエピソード1を見て、「スターウォーズ見たよ。面白かったよ」と言ってしまうことと等しく、おいおい、アナキンは暗黒面の「あ」の字どころか、ライトセーバーを握ってすらいないじゃ

 

白川疎水通りでサクラサク

京都市内の至るところに桜並木がある。鴨川(賀茂川)や高野川あたりが有名だけど、哲学の道へと続く白川疎水通りというところにも桜並木はある。それが上の写真。見ての通り、道路側へ枝は伸長しておらず、川側へ伸長している。邪魔にならないようにうまく剪定されているんだろう。川には大きな木が生えないので、川の上を茂る事ができたら木にとっては良いことなのかな?剪定自体はされたくないよね…さてさて、いつものように

 

春の訪れを告げるフキの開花

学生の頃の講義で、日本原産で今でも食用として扱われている野菜?が5種類あって、そのうちの一つにフキノトウがあるという内容があったような、なかったような…まぁ、それは良いとして、フキ(フキノトウが成長したもの)が開花していた。開花していたものでも元々フキが水が豊富で風が強くない箇所を好むため、どちらかといえば目立たない箇所で生育して、しかも背丈が低いので目立っていない。フキノトウはその名の通りフキのトウ(薹:とう

 

河津桜の開花を見て、適切に目立つとは何かを考える

今年も見てきた河津桜。河津桜は梅の時期に合わせて開花する昨年はもっと緑っぽかったけど、今年は葉よりも花弁の方が目立っているぐらい花が咲いている。どうやら、花見のタイミングはもっと前みたいだ。この河津桜を見て思ったんだけど、開花して一番目立つであろう箇所に葉が生えるよね。葉の箇所の先端に花弁を形成する植物はたくさんあるけれど、それだと蕾が出来る表面積でも少なくからなのか?最も目立つ場所を避け、次に目立つ箇所だけどたくさん出

 

一つの木で様々な濃さの花の色

道を歩いていた時にふと目に付いたウメの木逆光で撮影してみるとよくわかる。一本の木から様々な色素の量の花が咲いているんだよね。※花弁によってピンクの濃さが異なる枝変わりとして解釈すると、あまりにも変異の発生が多すぎるし、※白の方が花弁の脱色系の変異として捉えるとして枝変わり。原基の万能性枝によって個性が出やすい品種なのかな?そういう事ってあり得るのか?実際目の前で発生しているのであり得るのだろうね。

 

華の美しさは人それぞれ

三笠ノ森椿開花も終盤にさしかかり、花弁の縁が黒ずんできたけど、それを加味した上でも美しい模様をしている。三保ノ月椿白い花弁にすっと薄いピンクが入った模様どちらが美しいかと問われれば、美しさとは個人の好みによるものなのでどちらかに集中することは無いだろう。何が言いたいのか?というと、美しいと感じるのは人それぞれで、人それぞれ、地域それぞれで各々が美しいと思う個体を選抜していったから、園芸というのはこんなにも多様になったのだろうなと

 

金魚椿の葉

浄安寺の椿展で院生の頃に植物学の研究室にいたと伝え、葉のことを見ていたと伝えたら、金魚葉椿の葉を摘んできて頂いた。この写真の葉は黄色だけど、欠乏症がなければ緑らしい。マグネシウム欠乏で黄化しているから、より金魚っぽくなって逆に良かったかも。苦土と書いてクド。マグネシウムのことこの葉はどこが金魚なのかといえば、※コントラスト失敗葉の先端で急に細くなり、両側の縁が融合していて、筒状になっている。

 

浄安寺の椿展

京都市から少し南の久御山にある浄安寺というお寺に行ってきた。たまたま先日のNHKのニュースで、ここでは日本各地を周って様々な品種の椿(ツバキ)の枝を譲り受けては挿し木して増やしているという。今がツバキの良い時期なので、本堂で好きなツバキの花を生け花にして展示している。※椿の花と同じくらい陶器も好きとのことですツバキといえば、ウィルスが感染して花弁に斑が残ったものを形質として残したり、雄蕊が花弁化しやすいので八重咲きを目指した

 

いずれ(カンザキ)アヤメかカキツバタ

おや?この時期にアヤメ?湿地ではないところで咲いているので、アヤメということで大きな間違いはないだろう。大田神社のカキツバタ梅宮神社のハナショウブといってもアヤメの開花は初春だよな?今は2月で春〜初夏までは3ヶ月近くはやい。で調べてみたら、カンザキアヤメというらしく、日本に自生しているものではないらしい。どちらにしろ、春〜夏にお目見えする花(とそっくりな花)をこの時期に見れると、もうすぐ暖かくなるんだなと冬の終わ

 

ウメの木が揺れる

今年も下鴨神社の光琳の梅が咲き始めた今年も梅が咲き始めたわけで、まだまだ寒い中、梅の花は咲き続ける。この寒さの中では昆虫がとび交う事がなく、この時期の花粉媒介は鳥によって行われるらしいということを以前記載した。朝、白川疎水沿いを走って帰路に着く途中、あの京大の遺伝学で有名な教授の自宅跡があるでしょ。駒井家住宅 - Wikipediaそこにある梅の木が揺れているのでまじまじと見ていたら、一羽のメジロがいて、


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