レンゲ米を栽培している田で、中干しをしなかったところで、イネの根元を見てみると、
たくさんのオタマジャクシがいた。
実際に田に入って丁寧に見たわけではないので、なんとも言えないレベルではあるが、ここと同じように土壌改良材 + レンゲで土作りをした田で中干しをしたところでは、オタマジャクシを見つけるのが難しい状態となっていた。
オタマジャクシはいずれはカエルになり、稲作に甚大な被害を与えるウンカを捕食するので、オタマジャクシがたくさん居るのを見れるだけで、嬉しい気分になれるものだ。
この田をよくよく見てみると、
上の写真のようなとても小さな虫?がたくさん泳いでいた。
一体何者なんだ?
マツモムシやコミズムシを上からみるとこんな感じになるらしいけれども、肢の本数がわからないので、昆虫であるかも怪しい。
基本的に栽培で病気や昆虫の食害を受けるのは、生物の多様性が低下した時なので、様々な生き物が見られる状態であれば一安心というところだ。
このまま、今年のウンカの時期を乗り越えられれば最高だ。
中干ししなくて良い田は、埋没炭素量が多くて物理性が改善されているところで、大気中の二酸化炭素を接触的に固定している場所でもあり、農薬の散布量が少なく、合成や散布にかかる二酸化炭素の排出も削減できていて、昨今のSDGsにマッチする。
稲作でカリウムの施肥を減らして、二酸化炭素の排出量の削減に貢献
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