道端にドングリが落ちている季節になった。
道端の横にある林では、アベマキの記録があるので、このドングリはおそらくアベマキだろう。
アベマキやクヌギはブナ科の堅果の中では大きい部類に入る。
※葉の細さからクヌギに見えるので、クヌギかもしれないし、記録を頼ればクヌギとアベマキの交雑種かもしれない
そんな大きなドングリが何故か一番はやく落ちてくる。
カシやコナラといった小さなドングリよりもアベマキのような大きなドングリが先に落ちてくるのだろう?
この理由は知っている。
昨年から森を学ぶために様々なドングリを見てきたので、大きなドングリは受精した後、翌年に堅果が形成されるのに対し、
コナラのような小さなドングリは春に受精した後、同じ年の秋に堅果が形成される。
だから、大きいドングリが小さいドングリよりもはやい時期に目に付くのには違和感はない。
春のうちにいくつか目を付けているブナ科らしき木があるので、今年もドングリ拾いに行って、木や森林についての教材を探しに行きますか!