大阪府高槻市原地区で肥料教室を開いています
検索キーワード:「耐性菌」
 

グラム陰性桿菌に作用する抗生物質

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ペニシリンはグラム陽性菌に有効だが、グラム陰性桿菌には効果がない。軟腐病の原因菌であるエルウィニア属(グラム陰性桿菌)に有効な抗生物質を生成する菌を探すため、グラム陰性菌である緑膿菌に有効な抗生物質の歴史を辿る。セファロスポリンはβ-ラクタム系抗生物質で、当初は大腸菌に有効だが緑膿菌には無効だった。しかし、改良によりグラム陰性桿菌への作用が強化された。セファロスポリンは、土壌や植物遺体でよく見つかる腐生菌である*Cephalosporium acremonium*から分離された。この菌はボタンタケ目に属し、同じ目にトリコデルマも属する。このことから、ボタンタケ目は注目すべき菌群と言える。

 

遺伝子の水平伝播

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遺伝子の水平伝播は、親から子への垂直伝播以外で個体間や種間で起こる遺伝子の移動です。微生物では、プラスミドによる遺伝子の移動が知られていますが、死んだ細菌から取り込むという手段もあると考えられています。 この水平伝播により、微生物は抗生物質耐性などの便利な形質を容易に獲得でき、農薬開発などの対策を困難にします。また、いったん獲得した形質が水平伝播で維持されれば、その形質を捨てて増殖を改善するということも起こりにくくなります。そのため、微生物は耐性を保持したまま、長期間にわたって脅威となり続ける可能性があります。

 

農薬の開発と病原菌の耐性獲得、再び農薬の開発へ

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本ブログ記事は、殺菌剤の開発と病原菌の耐性獲得が繰り返される現状に警鐘を鳴らしています。効きの良い農薬が過剰に使用されることで耐性菌が発生・蔓延し、新たな農薬開発を促す悪循環を指摘。この原因を、農薬の一斉使用・連用、そして営農指導が農家から思考力を奪った点にあると考察します。筆者は、農薬の使い分けや隔年使用、耐性を失った古い農薬の活用がイタチごっこを断ち切る鍵だと提言。高度な化学物質である農薬が、医療品と異なり安易に購入・使用できる現状にも疑問を呈しています。

 

銅の機能を活かした農薬、ボルドー液2

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ボルドー液は、銅の機能を活用した農薬です。その主成分である銅イオンには多岐にわたる効果があります。まず、病原菌や細菌のスルフヒドリル酵素を不活性化することで強力な殺菌効果を発揮し、耐性菌の心配もありません。さらに、葉や果実の表面を覆って病原菌の侵入を物理的に防ぐ効果も持ちます。加えて、銅イオンは植物ホルモンのエチレン機能を促し植物を活性化させるほか、エリシターとして植物の免疫機構を刺激し、病気への抵抗性を向上させます。病原菌を「攻め」て殺菌し、植物自身を「守り」強くする、多機能な農薬です。

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