さっき、道中で下記の様な話になった。

とある畑で土壌診断したらカリ欠乏だった。」


おや?


カリって教科書レベルではなかなか欠乏しない要素じゃなかったかと言うと、いろんな畑でカリ欠乏ですよと告げられる。


カリって鉱物から常に供給されるものだから、余程のことがない限り、カリの追肥は気を付けなくてよかったんじゃなかったっけ?

真砂土の白さが長石由来ならば


鉱物から?


あぁ、そうか!

鉱物は劣化し続ける。


昔は水田と畑を交互に行うものだから、川から鉱物が入ってきたり、土砂が入ったりして新鮮な鉱物が補充されてたけど、今は上記のようなことがないから、新鮮な鉱物が畑に入ってくるという状況がなかなかない。

土砂からいただいた大切なもの


そこで速効性の高い肥料を使うものだから、知らず知らずのうちに劣化した鉱物だらけになる。

その施肥の影響はいつまで続く?


ということは、カリ不足の傾向が見え始めたら、やることって新鮮な鉱物を入れることしかないのでは?


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