季節も梅雨に突入し、

至るところでアジサイの花を咲かせ始めている。


アジサイといえば、土壌のpHによって花弁の色が変わる花で有名である。

花弁の色が変わる要因というのが、アジサイが生合成するデルフィニジンというアントシアニン(色素)がアルミニウムと結合することにより、変色するという仕組みらしい。

青い花が土壌の状態を示す


2016年にアジサイの花の色が青になる仕組みで色素とアルミニウムが結合するという内容を知って、それ以上不思議には思わなかったけれども、この記事以降に色々とあって疑問に思う個所が増えた。


とその前に、


茄子の糠漬けで鮮やかな色を残すことを考える


ナスの果実のアントシアニン関連の話で、ナスの糠漬けの際にアルミニウムを含むミョウバンを加えると、ナスの果皮のアントシアニンの脱色を防ぐことが出来るという話題に触れた。


おそらくこれらの背景にある話が、アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性で、アントシアニンというポリフェノールの吸着性がアルミニウムと結合して、互いに強固になる。

上記の内容であるならば、アジサイの花に関して何ら違和感無いように思われるけれども、酸性土壌で生きる植物たちで記載した通り、多くの植物の根は土壌中のアルミニウム(イオン)に触れると根の伸長が停止する。


アジサイはどのようにして土壌中のアルミニウムを吸収して、体で一番高い箇所に位置している花でアルミニウムを活用しているのだろうか?


アジサイのアルミニウムの活用の仕組みが分かれば、栽培に応用出来るのではないだろうか?

絶対に偉大なる先人が同様の疑問をもって研究しているはずだから、アジサイのアルミニウムに関する研究報告を探してみることにした。


-続く-