前回のコオロギせんべいを食べてみたの記事の後、コオロギのことを学ぼうと虫あみを持って、コオロギを探しに行った。
事前準備としてコオロギはバッタ目の昆虫という浅い知識のみでバッタの多そうなところに向かった。
バッタの多そうな草むらで虫あみを振り回すが、コオロギは一向に見つからない。
代わりに同じ成虫になったカマキリを三匹見つけた。
※写真は無料素材サイトより
コオロギは一体何処に居るのだろうか?
小さい頃はもっと簡単に見つかったイメージがある。
こんなにもコオロギに遭遇しないのは、環境が変わったりしてコオロギにとって生息が難しくなったからなのか?
生息が難しくなった要因を考えてみると、
・単純に住処を失った
・コオロギが農業にとって厄介な害虫であったため、殺虫剤の散布により個体数が減った
の二点がすぐに思い付き、後者の方を調べてみることにした。
早速検索に引っかかったページとして、畜産研究部門:飼料作物害虫目録:コオロギ科 Gryllidae | 農研機構がある。
エンマコオロギに絞って加害作物を見てみると、
マメ科のシロクローバと記載されていた。
コオロギ探しでシロクローバは見かけなかったな。
逆順になるけれども、コオロギの生息環境について調べてみたら、そもそも夜行性で日中は草地、石の下や穴といった暗所にいるとのこと。
草地は探したけれども、石の下や穴は探さなかったな。
でも、コオロギを見つけられなかったことで、コオロギが暗所にいるというイメージが強く定着した。