不思議なシダの形が私を悩ませるの記事に引き続き、摂津峡を歩きながらシダ植物を探していると、
上の写真のようなシダが多く生えていた。
羽片の形がシンプルなので、同定しやすいと思って図鑑を開いてみたら、似たような形が多く、よくわからなかった。
とりあえず、形を整理してみると、
上のような一回羽状で、羽片に裂がなく、
先端の横に突起があるものはオシダ科のソテツの仲間である可能性が高い。
更に分類するためには、
羽片の細さや、先端の曲がり具合、羽片の配置のパターンで分類出来るらしいが、どうやらこのシダはまだ小さいものであるらしく、もうちょい伸長したものでないと判断が難しいようだ。
少し歩いた所に、
同種だかわからないが、もうちょい伸長したシダがあった。
この羽片の形や羽片の付き方のパターンから、オシダ科のヤブソテツかなと。
ソテツという名称から
こんな感じの木を連想するけれども、このソテツは裸子植物でシダ植物ではない。