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近所の人工的な池の縁で上の写真のようなトンボを見かけた。

9月初旬というまだ暑い時期に飛んでいて、翅の付け根の箇所が赤く染まっているので、ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)ではないか?と判断している。


この人工池のすぐそばに昆虫の標本が展示してある施設があり、ショウジョウトンボの説明があるので、近隣で生息していることになっているのだろう。

アキアカネのオスは何故赤い?で紹介した読み物に拠ると、ショウジョウトンボの赤色はアキアカネの赤色と同じ要因という記載があった。


暑さに弱いアキアカネが紫外線から自身の身を守る為に赤色にした後に秋雨前線が発生する涼しい頃に平地に来るのに対して、残暑残る9月初旬に平地でショウジョウトンボを見かけたので、ショウジョウトンボの方は夏に対してプラスアルファで何かあるのかな?と思ってしまう。




ショウジョウトンボのWikipediaを読んでいたら、

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7月のヘリコプターによる地区一斉の水稲農薬散布後には、必ず池の周辺にオスの死骸を発見できる。

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ショウジョウトンボ - Wikipedia

という記載があった。


トンボは稲作最大の害虫で農薬耐性を獲得しやすいウンカを捕食する益虫。

トンボを調べ始めると、稲作の難易度を高めている要因が明確化してくる。

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