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農道のちょっとした隙間からスギナが生えているのだけれども、そのスギナの根元からクローバが生えている。

これを見るとスギナが哀れに見えてくる。

スギナにとっては哀れではないかもしれないけれど…




スギナにあるイメージといえば、遥か昔に後発の種子植物に生息域をとられ、ひっそりと生きているというものがある。

そんなスギナはめちゃくちゃな栽培者によって土壌劣化したところや、街路樹で酸性を好むツツジの根元や今回の写真のような道の亀裂といった他の草が生育しにくい場所に生えている傾向がある。

石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかった

ツツジの根元のスギナの住処


そんなスギナにとって安住地であったであろう場所にクローバが入り込むことで、スギナは生息域を更に追いやられてしまうのではないかと思ってしまう。


人為的に何度も刈り倒されれば、クローバも弱るので、今もまさにスギナが生えているのはそういうことなのだろうなと。


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