道路沿いの畑で気になった箇所があったので撮影した。
その畑はスギナだらけで、この土で栽培できなくなるまで秒読み段階に入っているのは明確なのだけれども、気になったのは他の事。
このスギナの群生をよくよく見てみると、
スイバらしき草がスギナを押しのけて成長している。
しかも、このスギナはあまり障害を受けていないように見える。
スイバの根といえば、土とタデ科の根とタンニンの記事で、タンニンが豊富に含まれていると記載した。
タンニンといえば、重合していけばいずれは腐植酸へと変化し、腐植酸といえば、アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性の記事で、栽培を不利にする要素の水酸化アルミニウムを溶かして包み込む。
アルミニウムと腐植酸が結合したものは簡易的な土と言えるわけで、
今まさにスイバが栽培による土壌劣化を元に戻しているように見える。
だけど、スイバは栽培においてすぐに抜かれてしまう草でもあるわけで、近いうちに除草されてしまうような気がしてならない。