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前回のタデ科の草の根を見るの記事でタデ科のスイバの仲間だと思われる草を抜いて根を確認してみたところ、


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黄色い根があった。

色の濃さは根によって異なる。


せっかくの機会なので、根を黄色くする要素を調べてみることにする。

根に関してWikipediaから抜粋してみると、

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根には、アントラキノン体であるクリソファノール、エモジン、クリソファノールアンスロンのほか、タンニンなどを含み、緩下作用がある

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スイバ#利用 - Wikipedia


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Calvero - Own work using: ChemDraw, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1833752による


ここに記載されているアントラキノン体が着色の要因らしく、どうやら何らかの物質の還元に関わっている可能性がありそうだ。

Wikipedia内の記載では過酸化水素の発生に関与しているという記載がある。

アントラキノン - Wikipedia

過酸化水素が自然に発生している個所はどこだろう?


もう一つ興味深い内容としてスイバの根にはタンニンも含まれているとのこと。

スイバの根には色の濃さがあって、褐色になっている根もちらほらとあった。

この褐色の要因がタンニンだろう。


タンニンといえば、


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HiCさんによる写真ACからの写真


ワインや紅茶の記事でポリフェノールの重合という内容を投稿し、

苦味や渋みのタンニン


このポリフェノールの重合こそが土の形成に関して重要だと考えている。

ワインの熟成から土の形成を考える


そんなタンニンを秋から翌年の春にかけて繁茂するスイバの根に蓄積されているという展開に心躍る。

そこで朽ちたらタンニンは土の中に留まる。


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