蜂毒から何か学べるかもしれないとのことで、前回はヒスタミンを見た。
今回はセロトニンを見ることにする。
セロトニンと聞いて連想するのが、
感情に関与する物質で抗うつ薬でもセロトニンの名前を見聞きする。
セロトニンは合成される箇所によって神経伝達物質として働いたり、ホルモンとして働いたりするらしく、
神経伝達物質としては睡眠、体温調整や気分に影響を与え、
ホルモンとしては消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御している
CYL - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
セロトニンは
NEUROtiker - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
必須アミノ酸であるトリプトファンから合成される。
ここまで記載して、なんでセロトニンが蜂毒の一つに挙げられているのだろう?と疑問になる。
こういう場合はセロトニンが過剰だった場合どうなるのか?を調べてみると、
セロトニン症候群という症状が検索に引っかかった。
どうやらセロトニンが過剰になると、
異常発汗や錯乱してしまうらしい。
前回のヒスタミンといい、アセチルコリンやセロトニンといい、蜂毒は意外とシンプルなのだと驚きがある。