今回の話を始める前にセンセイトークというカードゲームについて触れておきます。
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教職員をはじめとしたさまざまな学校関係者の方々がお互いの価値観を知り、チームでの協働や助け合い・学び合いのきっかけをつくるために開発した対話型のカードゲームです。
シンプルなコミュニケーションゲームですが、参加者の対等性や傾聴の姿勢をゲームシステムに組み込み、繰り返しプレイすることでメンバー間の「心理的安全性」が自然に高まるように設計しています。また、短時間でもプレイできるため、研修・ワークショップ・懇親会などさまざまな場面で、アイスブレイクのツールとして活用していただけます。
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センセイトークは上記のコンセプトで開発されたカードゲームで、シンプルながら自然と会話が弾むようにプレイできます。
この度、オンラインでカードゲームのような感覚でプレイ出来る
オンライン版のセンセイトークの開発に関わらせて頂きました。
Zoomミーティング、Google Meet、Microsoft TeamsやChatwork Liveのようなオンラインのミーティングツールを活用し、画面共有の機能を中心にしてゲームを進行するような設計になっています。
Google Meet(旧称 Hangouts Meet) - 無料のビデオ会議
Microsoft Teams | リモート ワークのためのコラボレーション ツール
ビデオ通話&画面共有を使い倒す!チャットワークの新機能「ChatWork Live」徹底活用術 | Chatworkブログ
オンライン版の概要は、オンラインのミーティングツールの画面共有でデッキを共有し、
参加者はスマホやタブレット(もちろんPCも可)をコントローラにして、デッキ上の各々のアバターを操作します。
※手を挙げたり、他の参加者にリアクションカードを渡したりできます。
センセイトークのテストプレイで参加者を募って実際にゲームを行った時に興味深い意見がいくつか挙がりました。
デッキにはトークのお題の他にちょっとした文章が記載されているので、話したい事の整理がしやすかったという事がありましたが、それに合わせて
参加者全員が程よく画面共有のデッキに目が向いている為、ストレスを感じずに話す事ができたというものがありました。
この意見が挙がった時に先日ネットで話題になった「Zoom疲れ」の4つの原因と対策をスタンフォード大が紹介が頭に浮かび、記事に記載されていた「視線の多さと顔サイズの大きさ」、「自分自身を見続けること」と「大げさなジェスチャーの必要性」の問題が同時に解決していたように見えました。
センセイトークには普段のWeb会議をより円滑にするアイディアが詰まっている可能性がありそうです。
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