稲作をより深く理解するために、稲作に密接に関わるトンボ(特に赤トンボ)について学び始めた。
赤トンボことアキアカネは俗称の通り赤いトンボと思いきや、未熟オスやメスはオレンジ色らしい。
田でオレンジ色のトンボといえば、
ウスバキトンボもいる。
そろそろ外観の大雑把な色わけではない他の見分け方も知っていきたいと思い、見分け方が記載されている時に何に注目しているのか?を見ていく。
これから記載する内容はトンボ出版から出版されている新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボを参考にしている。
お盆トンボがイネの葉で休むの記事で、前翅(ぜんし)と後翅(こうし)の先端のところと表記した箇所を見分けのポイントとして捉えていることが多い。
この箇所の名称に触れる前に前翅と後翅について触れておくと、
になり、
前翅と後翅の各々の翅の右上にある箇所を縁紋(えんもん)と呼ぶ。
縁紋の右側の翅の先端に黒くなっている箇所があるが、こちらの名称は見当たらない。
今回紹介した縁紋でトンボの見分けを行っていることが多い。