アサリから二枚貝の形について学ぶまでの記事で、貝の貝殻は円錐を基本形として、炭酸カルシウムを付着させながら大きくしていくということがわかった。

他にも知るべきことはたくさんあるだろうけれども、一旦ここまでにしておいて、

貝殻をなくすように進化したナメクジの話に戻すことにしよう。




カタツムリの貝殻の箇所には重要な臓器がたくさん含まれていたので、殻をなくしたナメクジは殻にあったであろう臓器を本体の方に移しているはずで、その分各種臓器の大きさは小さくなったのでは?と予想している。


とりあえず最初のとっつきとして、市販されているナメクジの農薬を調べてみることにしたので、早速検索をしてみると、中干し無しの稲作でリン酸第二鉄を組み込むべきか?の記事でジャンボタニシ向けの農薬として触れたリン酸第二鉄を主成分とするものが見つかった。


臓器が小さいという件が正しければ、ジャンボタニシほどリン酸第二鉄の摂取量は少なくて済むはず。


ここで一点気になるのが、リン酸第二鉄に似た成分は普通に土の中に存在しているのではないか?ということ。

ナメクジが急激に増えているという報告があるのは、土の中にリン酸第二鉄に似た成分が減っているのでは?という可能性を考えた。




農薬の作用機構の話題ではないが、図説:湛水土壌中のリン酸の動きとその効果 - NARO 農研機構 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構のページでリン酸第二鉄の肥効についての話題があった。


リン酸第二鉄は酸化鉄(Ⅲ)とリン酸が結合したFePO4で表されるリン酸塩で水田等の還元された環境でリン酸と還元された鉄(Ⅱ)から構成されるリン酸第一鉄(Fe2(PO4)2)になる。

リン酸鉄(Ⅲ) - Wikipeida

リン酸鉄(Ⅱ) - Wikipedia


リン酸第二鉄のジャンボタニシやナメクジへの作用機構はリン酸第二鉄が何らかの要因で還元され、還元鉄からのフェントン反応により衰弱したということになるのだろうか?

ポリフェノール鉄錯体と酸素供給剤で青枯病の発生を抑制


これがリン酸の肥効の一番目に挙がるということは、普遍的にリン酸第二鉄が存在していても良いはずなのに、ナメクジ等が急増しているということは、土の劣化が関与している可能性がある。

乾土効果を考える


整然としない状態になってしまったが、どうやって整理していこうか。