強行突破して、土を捏ねてしまったところにある株が弱っていたので、ニーム種子油粕の追肥を試してみようということになった。
なぜ、そのような選択肢になったか?
それは、株が弱ると虫が寄り付きやすくなり、食害を受けやすくなる。
ニームというのは、
アザジラクチンという物質を蓄えており、この物質が食害する虫に対して摂食障害や成長攪乱物質として働くらしい。
摂食障害と成長攪乱はどちらも食害する虫にとって死を意味しており、これは農薬ではないか?という話も出てくるが、天然物から抽出したものなので、有機栽培で使えることになっている。
このニーム油粕は名前の通り油粕なので肥料分も入っている。
数値は大体N : P : K = 5 : 1 : 1ぐらいで、
タンパク質付近の窒素がたくさん含まれていると考えられる。
となると、害虫に対して何らかの効果を狙う場合は、窒素肥料を入れているという点に注意しなければならない。
なぜならば、形状問わず、窒素肥料を過剰に入れると虫が寄ってくる様になるため、効果が切れたときに虫が寄ってくるのは本末転倒だ。
それと、Wikipediaに記載されていた説明文を読むと、アザジラクチンは光と水に晒されると部内を始める生分解性を示すため、与え方にも注意が必要だと思われる。
そこらへんは試したことがないので、今回の記事はここら辺で終わりにする。