前回までのネナシカズラの記事で、記事の最後にネナシカズラはイネ科の草に寄生できるのだろうか?という内容を記載したところ、記事を読んだ方からメッセージがありました。
そのメッセージに記載されていた内容を整理しますと、昨年の10月頃(ちょうど大型台風が過ぎた後)に
大阪府高槻市の鵜殿の葭原(うどののよしはら)でネナシカズラを発見したそうです。
地名にある葦(ヨシ)というのは、
イネ科ヨシ属に分類される多年草の草で、
By G CHP - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, Link
イネ科特有の葉の形状をしている。
受信したメッセージには写真が添えられ、一緒に下記のような内容が記載されていた。
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ネナシカズラがイネ科のヨシに寄生していたのかどうかを確認したところ、低い位置に蔓延っていたのでおそらく寄生先は異なる属の植物ではないかと。
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この写真を見る限りでも、ネナシカズラがイネ科植物と接触しかかっている個所があっても、巻き付いている個所は見られない。
ネナシカズラが低い位置にいたのは、葉緑素がないので太陽光の競合の必要がなく、背丈の高い植物の根元に寄生できさえすれば、宿主から養分を吸収し続けられるので、高い位置に伸長する必要はないのだろうなと。
とりあえず、今回報告のあった個所は近いので、一度行ってみた方が良さそうだ。