ひょんなことからロゼットを見るようになった。
ロゼットというのは冬に平地でよく見かける上のような葉の事で、キク科やアブラナ科の草でよく見かける形状だ。
自信は無いけれども、葉の両側が少し内側に曲がっていてヘラ状に見えるから、オオバコ科のヘラオオバコかな?と当たりを付けている。
とりあえず、関わる事になったなら定義はしっかり見ておかないとなということで、
文一総合出版から販売されている亀田龍吉著 野草のロゼットハンドブックを開いてみることにする。
ロゼットの語源はバラの花で、茎を立ち上げず葉は地際から直接出す根生葉(こんせいよう)の形をとって放射状に広がり、バラの花の形を呈する植物のことを指す。
ちなみに根生葉はその名の通り、根から直接葉が生えている(ように見える)葉の事。
ロゼットには大きく分けてニパターンあり、一生をロゼット状の根生葉で過ごす一生ロゼット型と、越年草(二年草)や多年草に見られる冬期サバイバル型がある。
この二つの用語ですぐに思いついたのが、前者の一生ロゼット型が、
キク科のタンポポで、後者の冬期サバイバル型が
キク科のアザミかな。
話が長くなるので、一旦ここまでにしておく。
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