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今年の紅葉は色付きが悪いらしいな。

秋の紅葉で、葉が紅色になるのは、


寒くなって、

葉で紅色の色素のアントシアニンが合成してから、

葉の緑色の色素が脱色して紅色として見えるようになる。

アントシアニン - Wikipedia


で、


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今年は色付きが悪いということで、

紅色の色素が合成されずに緑色が脱色してしまったのだろう。


しかしだ、

これから厳しい冬に向かうに従って、

何故一旦紅色の色素を合成して、

すぐに落葉させるのだろう?


この行為は壮絶に無駄じゃね?


という話に関しては下記の記事でも似たようなことを書いたので、

ここで終了にして

イチョウの黄葉とカエデの紅葉




となると、


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緑が脱色した時に黄色になるけど、

黄色は脱色前に合成されたんじゃないの?

という話になる。


よく思い出してほしい。


黄色い葉は暖かい時期でも良く見る。


葉の黄色はいつの季節でも合成されていて、

養分不足で緑の要素が弱くなった時に葉が黄色くなる。


この黄色が動物にとっても結構大事で、

そのうち黄色の成分についても触れていこうかと。