今年の紅葉は色付きが悪いらしいな。
秋の紅葉で、葉が紅色になるのは、
寒くなって、
葉で紅色の色素のアントシアニンが合成してから、
葉の緑色の色素が脱色して紅色として見えるようになる。
で、
今年は色付きが悪いということで、
紅色の色素が合成されずに緑色が脱色してしまったのだろう。
しかしだ、
これから厳しい冬に向かうに従って、
何故一旦紅色の色素を合成して、
すぐに落葉させるのだろう?
この行為は壮絶に無駄じゃね?
という話に関しては下記の記事でも似たようなことを書いたので、
ここで終了にして
となると、
緑が脱色した時に黄色になるけど、
黄色は脱色前に合成されたんじゃないの?
という話になる。
よく思い出してほしい。
黄色い葉は暖かい時期でも良く見る。
葉の黄色はいつの季節でも合成されていて、
養分不足で緑の要素が弱くなった時に葉が黄色くなる。
この黄色が動物にとっても結構大事で、
そのうち黄色の成分についても触れていこうかと。