雨上がり、サクラの木の下のキノコたちに引き続き、梅雨はキノコがたくさん生えるので、今回も撮影してきたキノコを調べる。
おそらく成長半ばでバッサリ切られた木の幹に黒っぽいキノコが生えていた。
拙い鑑識眼で判断するにおそらくタマチョレイタケ科のカワラタケと呼ばれるキノコだろう。
もしかしたら違うかもしれないけれども、カワラタケだとして話を進めよう。
Wikipediaのページに「菌糸体よりクレスチンという抗悪性腫瘍剤になる多糖類が得られる。 」と記載されていた。
クレスチンを更に調べると、
カワラタケから分離されたβ-グルカンにタンパク質が結合した多糖-タンパク質複合体であるらしい。
作用機序は下記のように記載されていた。
/***********************************************/
NK細胞活性、インターフェロン生産能、インターロイキン生産能の増強などの免疫系の活性化により抗悪性腫瘍効果を表す
/***********************************************/
いつもの道を歩いているだけで、様々な研究者の探求の道を歩む事ができるものだ。
薬学の研究者は四季折々様々な生物を見てきたのだろうな。
このクレスチンだけれども、医薬品ではなくサプリであったら良いな。
抗酸化作用のあるカロテノイドと併用できるのであれば、ウィルス由来の風邪の予防になりそう。