複数の症状が重なり、先週末は苦しい状況だった。
ある程度歩けるようになったので病院に行って薬を得たのだけれども、薬と一緒に付いてくる説明文を読むのが楽しかったりする。
医者が患者の症状や会話から治療の方針を決め、その意思決定が薬の説明文に表れているように感じるからだ。
今回の処方で気になったのが、ステロイドの錠剤の使い方だ。
診察中に医者にステロイドの使用の有無をどうするか?という質問を受け、それを了承したのでステロイドの錠剤が処方された。
最初の服用時にステロイドの錠剤を加えていて、その後の服用はない。
説明文には体内で不足している副腎皮質ホルモンを補いますと記載されていた。
医者は診察中に何らかの要因から副腎皮質ホルモンが不足していると判断して、処方箋に加えたと解釈して良いだろう。
この時、ふと思い浮かんだ事があった。
副腎皮質ホルモンが常に過不足しない状態を維持出来れば、体調不良になりにくくなるのだろうか?
この考えが正しいのであれば、日常的に何の栄養を摂取すれば良いのだろう?
副腎皮質ホルモンに関しての理解を深める事ができれば、医療費の増大が問題視されている昨今において有益な一手を準備出来るかもしれない。
というわけで副腎皮質ホルモンについて見ていくことにする。
副腎皮質ホルモンの分泌に良い土壌から収穫できた野菜が有効という事があればという淡い期待を込めて…
まずは副腎について触れておく。
副腎についてイラストの無料素材を探していたら、文字付きの良い感じのイラストがあったのでそのまま頂いて掲載すると、
膀胱のちょい上で背中側にある臓器の腎臓の上に副腎があり、その中に副腎皮質がある。
ここから合成されるホルモンが副腎皮質ホルモンになる。
ホルモンの役割は炎症の制御、炭水化物の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質のレベル、免疫反応など広範囲の生理学系に関わっているそうだ。
上の説明から副腎皮質ホルモンが不足すると、運動や免疫に影響することはなんとなくわかる。
次に副腎皮質ホルモンの構造を見たいところだが、長くなるので今回はここまでにする。