ある日、
とある本、
といってもいつものJAのあの本だけどね。
ぱらぱらとめくっていたら、
植物の必須要素の一覧とおもな吸収形態のページに目がいった。
必須要素というのが、窒素、リン酸、カリ、カルシウムやマグネシウムといったいつものあれで、
吸収形態というのが、
窒素だったら、NH4+やNO3-、
リンだったら、HPO42-やH2PO4-、
鉄だったら、Fe2+やFe3+
といった形でどんなイオンになって植物に吸収されるのか?
というもの
よく話題に出るので、
大体イメージはつくのですが、
この手の話で忘れてはならないのが、
多すぎて意識しなくて良い要素
例えば、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)
JA全農 肥料農薬部 施肥診断技術者ハンドブック 2003 66ページから引用
JAの本だったら当然書いてあるわな。
ん?
水素って水素イオン(H+)や水酸化物イオン(OH-)で吸収することがあるの!?
土壌が酸性に傾いていたら、
土壌中の水素イオンを吸収する植物がいるってこと?
よく茶の木が酸性土壌を好むっていう話があるけどそういうこと?
仮に積極的に水素イオンを吸収する植物がいたら、
休ませている土壌にその植物を繁茂させているだけで、
pHは中性に近づくってこと?
まぁ、実際のところはどうだか知らないけど、
この一覧を改めてみたときに上記のことが頭に浮かびましたとさ。