先日、知人に誘われ家族で伊賀流忍者の方から忍者についてを学ぶイベントに参加した。
その影響なのか?長男が城の本を読み出して、城に行ってみたいと言い出した。
どうやら、外堀がどんなものなのか?を見てみたかったそうだ。
城に関しては個人的に以前から中央構造線付近にある和歌山城について気になっていたので、和歌山城に行ってきた。
実際に和歌山城に行ってきた話に入る前に、城についての基本的な知識について触れておく。
日本の城は敵からの侵入を阻止するために石垣というものを作るが、石垣は大量に石を必要とするため、周辺で採掘できる石で構成されるそうだ。
和歌山城は上の図の和泉山脈の和の字の下あたりに位置し、和泉山脈自体が中央構造線に関係している。
それ故、城の建造の際に調達する石は緑色片岩を含む結晶片岩となる。
和歌山城の石垣がどれくらい緑なのか?がずっと気になっていたので、今回が良い機会だと思い行ってきたというわけだ。
上の写真は天守閣だけれども、ここに到着するまでにあった石垣は緑色片岩だらけだったし、道にも緑色片岩が敷かれていた。
天守閣の建物の下に積まれた石も
見事に緑色片岩だった。
和歌山城の見事な緑っぷりを見ることができて満足だ。
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