表があれば裏もある。


一旦、マツの気孔の話は保留にして、

日本の多数を占める草や広葉樹の葉の裏表の話をする。


といっても、

生物学上がりの私は力学が良くわかっていないので、

植物学を行う上での最低限のイメージで話を進めることにする。





葉には表と裏がある。

表は太陽の光の方を向き、

裏はその逆である。


葉の効率を求めるならば、

葉の表で太陽の光を受けるので、

光合成に必要な器官は表に配置するのは当たり前のことだろう。


となると、

裏には何を配置するのだろう?


先に結論を述べると、



気孔を配置している。

※葉の裏側に多く存在している、開閉自由な孔

気孔 - Wikipedia




気孔は何のためにあるの?

という話の前に光合成の話でも。


光合成は二酸化炭素 + 水 + 光から糖質を合成する反応なんだけど、


これを式で書くと、

6CO2 + 12H2O → C6H12O6 + 6H2O + O2

となる。


右から、

CO2が二酸化炭素

H2Oが水

C6H12O6が糖

O2が酸素で


先にすごい細かい話をすると、

葉は太陽の光を受けたとき、

光の強いエネルギーを使って水をぶった切り、

水の中にある電子を取り出し、二酸化炭素の方に与えながら糖を作る。


これでいろんな生物が欲しがる糖の完成!

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話は気孔に戻って、

光合成の際に必要になる二酸化炭素、水はどこから調達するの?

という話になる。


逆になるけど、

水は根から。

二酸化炭素が気孔からということになるわけで、

これで気孔の意味が分かったね。


めでたし、めでたし!



って、おい!


この話だと水が調達できないことになるぞ。


だって、

水は浸透圧の差を利用して吸水できるんだろ!



根で土壌から吸水する場合は、

根の浸透圧を土壌よりも高めて吸水するけど、

根よりも上、茎や葉の浸透圧は何も考えられていない。

最初に疑えというぐらいカリウムは大事


つまりは、

現状では根に水が溜まり続けて終了

ということになるだろうが!


と言うことで、

気孔には二酸化炭素の吸収以外で重要な役割がありそうだ。


-続く-


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