詳しい話は端折るけど、
各鉱物は化学組成時の各原子の電子の持ち方によって、
外界の状況も加味してどのような形になるかが決まっている。
石英であれば六角柱で
磁鉄鉱であれば八面体。
この話を前提にした上で、
先日行った吉野の洞川温泉では、
日本式双晶と呼ばれる珍しい形の石英が発見されたそうだ。
洞川温泉に行った時には日本式双晶に出会うことができず、
この目で見ることができなかったけど、
先日、大阪にて日本式双晶と出会うことができた。
その日本式双晶というのがこれ!
六角柱として成長中の複数の結晶が、特定の箇所を共有して成長することを双晶と呼ぶ。
六角柱が85度の角度で交わる双晶を日本式双晶と呼ぶそうだ。
肥料とは直接関係ないけれど、
栽培環境では石英は重要な位置を占めるわけだし、
日本式双晶を見たことがどこかで役に立つかもしれない。