大阪市内でシラスと出会ったで鉱物展で鹿児島のシラスと出会って、シラスに対する認識が少しは深まったのかなと。
それ以外にもいくつかあったが、そのうちの一つとして、
吉野の時に話題にあがった黄水晶(レモン水晶)があった。
※普通角閃石 化学組成:(Ca,Na)2(Mg,Fe,Al)5(Si,Al)6O22(OH,F)2
※石英 化学組成:SiO
黄水晶は角閃石を含む石英のペグマタイトで、微粒の鉄が石英内に散りばめられることによって
このような淡い黄色の石英となるらしい。
途中にあったペグマタイトというのは、株式会社誠文堂新光社 / 増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑の125ページから引用すると
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ペグマタイトは花崗岩の中に少数珠一種の岩脈で、石英、長石、雲母の粗大結晶や、電気石、緑柱石、コルンブ石などの希少鉱物を含んでいます。
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と記載されている。
花崗岩を含む深成岩の元であるマグマが地中で固まる時に、マグマの中に含まれる水分が表面付近の一箇所に固まる現象があり、一種の空洞のようなものが出来る。
※他の成分がはやくに凝集して体積が減るという要素もある
この空洞では鉱物の成分が集中しやすく、
こんな感じで鉱物が大きく成長しやすくなる。
このようなものをペグマタイトと呼ぶ。
個人的な解釈で間違っているかもしれないけれど、今回のような黄水晶は花崗岩(もしくは閃緑岩)のペグマタイトなので、そこらにある大きな石を割ったら、もしかしたらそこそこの価値のある宝石が出てくるのかもしれないね。