東北のグリーンタフ帯に引き続き、山形についてを調べる。
調べる時は思い付いたものから片っ端に詳細を調べることが遠回りのように見えて近道ということが鉄則なので、山形の名産に触れてみる。
山形の名産といえば、
さくらんぼが真先に浮かぶ。
後で参考にしたサイトのリンクを掲載するが、先出しとしてさくらんぼのシェアを挙げておくと、山形のさくらんぼの収穫量は全国の7割を占めているそうだ。
シェアの大半が一部に地域に限定されている時は、大体は地形と気候に因ることが多いので、産地の理由を探っていくと得られることが多い。
ということで山形がさくらんぼの産地の理由についてを調べてみることにする。
さくらんぼ | 山形県に拠ると、
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雨に弱いさくらんぼにとって、山に囲まれ空梅雨になることが多い山形の環境が非常に適していた
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そうだ。
さくらんぼの産地は東根市、天童市、寒河江市を中心としているそうで、一番最初に挙がっている東根市を地図で見てみると、
山形市の北部に位置している。
地形の特徴として、東側の奥羽山脈と西側の出羽山地の間の盆地(山形盆地)になっている。
奥羽山脈は青森県から栃木県まで南北に続く日本最長の山脈で、山形はちょうど山脈の中心あたりになる。
空梅雨は奥羽山脈に因るものであるか?は現時点での気候の知識では判断できないが、おそらく奥羽山脈の南側に因るものなのだろう。
奥羽山脈についてを調べれば他にも得られることがありそうだという予感があるため、引き続き調べていくことにする。