常緑広葉樹の落葉の記事で、春頃に常緑広葉樹であるシラカシの落葉について触れた。
シラカシの落葉は黄色い色素が残っている事がわかるような状態であった。
黄色い色素といえば、カロテノイドであり、落葉の際にカロテノイドが残ったままになっている。
もしかして、落葉樹と常緑樹の違いというのは、秋頃の葉のカロテノイドの消費具合なのだろうか?
シラカシの葉はクチクラのような膜でコーティングされていて、光合成が抑えられている。
それ故、カロテノイドの合成量が少ないか、もしくはカロテノイドの合成量は落葉樹と同じぐらいあるが、葉でアブシジン酸を合成する能力が低いのか?
カロテノイドに注目すると視野が広くなるような感じがして面白い。
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